The Movement of Genbun'icchi and National Language Policies in Meiji Japan and Their Influences upon East Asia
Project/Area Number |
17H00895
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Area studies
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
林 少陽 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20376578)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
陳 力衛 成城大学, 経済学部, 教授 (60269470)
三ツ井 崇 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60425080)
村田 雄二郎 同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (70190923)
岩月 純一 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (80313162)
野平 宗弘 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (80711803)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥17,550,000 (Direct Cost: ¥13,500,000、Indirect Cost: ¥4,050,000)
Fiscal Year 2019: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2018: ¥5,720,000 (Direct Cost: ¥4,400,000、Indirect Cost: ¥1,320,000)
Fiscal Year 2017: ¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
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Keywords | 言文一致 / 国語 / 漢字圏 / 漢文圏 / 白話文 / 言語政策 / 方法としての前近代 / 国語運動 / 方法としての「江戸」 / 方法としての東アジア「近世」 / 明治日本の影響 / 明治・清末の「文学」概念 / 言文二致 / ベトナムの「国語」 / 近代の「江戸」表象・認識 / 漢字圏の言文一致 / 国語施策 / 漢文訓読 / 明治期の筆談 / 江戸の会読 / ヨーロッパの「国語」成立との比較 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は今までの蓄積と成果をベースに綿密な研究活動を展開させた。以下のように計五つのシンポジウムとワークショップ・講演会を行った。内容的には東アジア(日本、中国大陸、韓国・朝鮮、モンゴル)の近代のみならず、明治前の江戸近代・中国の明清時代についてのものもあり、言文一致の問題を「方法としての前近代」という本プロジェクトの趣旨でとらえなおした。 まずは2019年5月18日と19日の二日間において「社会史、言語とテクスト」をテーマに、社会史と言語、とりわけ秘密結社の言語の問題についてワークショップを行った。またそれと関連する読書討論会も行った。二番目の講演会としては、5月25日「呼和巴特爾(フフバートル)先生 と高榮珍(コ・ヨンジン)先生の講演会」を行い、モンゴルにおける「言文一致」の問題と北朝鮮の言語政策について講演会を行った。三つ目のワークショップは7月21日に東京以文会との共催で行ったシンポジウムであった。そこで東大の陳捷氏が江戸時代の『詩經』学註釋と博物学との関連について、劉永華(中国復旦大學)が明代役法と前近代中国の人とモノの流通のネットワークと言語との関連について、さらに孫衛國(中国南開大学)が、16世紀末の朝鮮王朝の「小中華」思想について、最後には 李子捷氏(駒澤大非常勤講師、京大人文科研ポストドクター)が「北涼曇無讖訳『大般涅槃經』における“佛性”と“種性”」について、研究発表を行った。四つ目は2019年7月26日と27日の大型国際シンポジウム「近代における言文一致・国語施策と東アジア」であった。本プロジェクトを締める行事として日本、中国大陸、台湾、韓国、カナダから13名の発表者が招かれ、40名から45名の参加者が記録されている。五番目のイヴェントは8月9日に国際日本文化センターで行った「社会史と文学史と近代東アジア政治史」であった。密度の高い科研だと実感した。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(78 results)