Budget Amount *help |
¥203,060,000 (Direct Cost: ¥156,200,000、Indirect Cost: ¥46,860,000)
Fiscal Year 2021: ¥40,170,000 (Direct Cost: ¥30,900,000、Indirect Cost: ¥9,270,000)
Fiscal Year 2020: ¥38,740,000 (Direct Cost: ¥29,800,000、Indirect Cost: ¥8,940,000)
Fiscal Year 2019: ¥41,080,000 (Direct Cost: ¥31,600,000、Indirect Cost: ¥9,480,000)
Fiscal Year 2018: ¥51,740,000 (Direct Cost: ¥39,800,000、Indirect Cost: ¥11,940,000)
Fiscal Year 2017: ¥31,330,000 (Direct Cost: ¥24,100,000、Indirect Cost: ¥7,230,000)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
NANOS2の下流で機能する細胞分裂制御因子としてmTORC1系の因子、TSC2およびNrpl2を同定した。これらの因子は培養細胞において、mTORC系を制御することが確認できた。ES細胞を用いて、それぞれの因子の条件付きKOを作成し、キメラ解析により、興味深い結果が得られている。しかし、やはりコンスタントに解析するには、マウスラインの確立が必要である。現在、TSC2およびNrpl2のcKOマウスラインを確立中である。また雄性化にかかわる因子に関しても候補が得れらてれおり、現在、DOXを用いた強制発現系マウスを作成中である。
タンパクノックダウン系を確立するためにAID-tagをNANOS2, CNOT1, DDX6, DCP2遺伝子座にノックインしたマウスの確立に成功した。
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Strategy for Future Research Activity |
胎児期の生殖細胞の分化制御にかかわるRNA制御因子の機能解析をおこなっているが、遺伝子をノックアウトしてもタンパク質が維持されており、解析が不可能である場合が多い。特にNANOS2, CNOT1, DCP2など非常に重要なタンパク質は安定であることが明らかになった。今後オーキシンデグロン系を用いたタンパク分解系が重要になると考えられる。まずその系を確立するために必要なマウスの系を確立する。 一方、強制発現系はDOX系を利用する、NANOS2のエンハンサーで機能する、rtTA発現マウスを確立するとともに、発現誘導する遺伝子はROSAあるいはTigre遺伝子座に導入する。
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