Project/Area Number |
17H06789
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Organic chemistry
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
橋川 祥史 京都大学, 化学研究所, 助教 (80804343)
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Project Period (FY) |
2017-08-25 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | フラーレン / 内包フラーレン / 開口フラーレン誘導体 / 電子スピン / 緩和時間 / 反応性 / 金属錯体 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では,小分子が内包されたフラーレンにおける分子内相互作用の評価を行なうと同時に,金属試薬を用いたフラーレン骨格外部の新しい反応開発を行なうことを目的としている. 1)内包水分子とアザフラーレンのカチオンおよびアニオン中心との相互作用評価:アザフラーレン(C59N)の酸化体であるC59N+において,NMR緩和時間を用いて,内包された水分子と骨格上のカチオン中心には静電引力が存在することが明らかとなった.また,Brwon大学 Wang教授との共同研究により,質量分析の原理を用いて真空中でアザフラーレンアニオン(C59N-)の発生を達成し,内包された水分子とアニオン中心とのクーロン相互作用を明らかにした. 2)金属触媒を用いたフラーレン骨格外部の構造変換:Pd触媒を用いて,C60骨格上にπ縮環構造を導入することに成功した.この手法は,あらかじめ構造修飾した誘導体を用いることでも適用可能であり,HOMOを制御することにより位置選択的なπ縮環反応が進行することがわかった.さらに,水分子を内包した開口C60誘導体においても反応は同様に進行し,単結晶X線構造解析の結果,内包された水分子の配向は,開口部および縮環構造の導入により静電的な影響を大きく受けることがわかった.
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(21 results)
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[Presentation] Fabrication of Sn-Based Perovskite Solar Cells Using Solvent-Coordinated SnX2 Complexes as Key Precursors2018
Author(s)
Masashi Ozaki, Jiewei Liu, Yukie Katsuki, Taketo Handa, Ryosuke, Nishikubo, Shinya Yakumaru, Yoshifumi Hashikawa, Yasujiro Murata, Takashi Saito, Yuichi Shimakawa, Yoshihiko Kanemitsu, Akinori Saeki, and Atsushi Wakamiya
Organizer
IRCCS-JST CREST Joint Symposium
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Int'l Joint Research
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