Project/Area Number |
17J00160
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
System genome science
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
片山 翔太 北海道大学, 医学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 合成生物学 / ゲノム編集 |
Outline of Annual Research Achievements |
細胞種に応じたマイクロRNAの活性が報告されており、活性が高いマイクロRNAを同定することでその細胞種特異的なマーカーとなる。マイクロRNAは翻訳制御機構において抑制的に働くものであるが、本研究では促進的に働くデバイスの開発を目的とした。
マイクロRNA応答性CRISPRシステムは、細胞内において活性の高いマイクロRNAを認識して働くシステムである。細胞種ごとに活性の高いマイクロRNAが同定されており、細胞種特異的なゲノム編集・エピゲノム編集を実現すべくシステム開発を行った。 1. 活性の高いマイクロRNAを認識して翻訳がONになる新たなデバイスの開発に成功した。マイクロRNA-RISC complexがmRNAの5’UTRに結合した際にその下流のG.O.I,からの翻訳が起こる、Cis-acting microRNA-responsive On Systemの開発を行った。microRNAは翻訳制御機構において抑制的に働くRNAであるが、逆に促進的に働くデバイスであり、更にはmicroRNAがないときにはmRNAそのものが分解されるシステムの開発に成功した。 2.活性が高いマイクロRNAを認識して働くゲノム編集システムの開発に成功した。1.で記述したデバイスにCRISPRシステムを搭載し、活性が高いマイクロRNAを認識したときのみにゲノム編集を起こすことができる。更に、マイクロRNAがないときには、全くゲノム編集が起こらないことも確認した。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)