Project/Area Number |
17J00200
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Production engineering/Processing studies
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
森 幸太郎 京都大学, 工学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2019: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2018: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 工作機械 / 環境 / 振動 / 据付 / 冷却 / エネルギ効率 / 振動特性 / エネルギー効率 |
Outline of Annual Research Achievements |
振動特性のモデル化:低周波領域での振動特性をモデル化し,支持点の配置・荷重配分をモデルにもとづいて決定することで,固有振動数・減衰を調節できるようにした.振幅によらず減衰能が一定なダンパを用いて,本モデルに最適な減衰付加用支持脚を制作した.その結果,駆動軸の加減速によって生じる残留振動が低減できることが確認できた. 静的な支持環境のモデル化:設置床の凹凸などにより,工作機械に変形が生じる.また,床の状態は機械の自重などにより,経年的に変化していく.昨年度,各支持脚にかかる荷重と機械のレベルの関係をモデル化することで,設置床の影響によるレベル変化を定量的に把握,補正できるモデルを提案した.昨年度末に投稿した論文が採択された(1). 熱環境のモデル化,エネルギ消費削減:主軸冷却ユニットに着目し,工作機械の運転状況とエネルギ消費の関係を明らかにした.従来の冷却手法では,機械本体の運転状態と独立して冷却装置を運転していた.そのため,運転状態によっては冷却装置の運転が悪化してしまう問題があった.そこで,室温や機械からの発生熱量,許容される熱変位を考慮するモデルを構築し,それにもとづいて冷却装置の運転状況を工作機械側から調節するシステムを構築した.昨年度末に投稿した論文が採択された(2). 本年は,昨年度のシステムを拡張し,本年は加工室温と冷却設定の関係が消費エネルギに与える影響を調査した.その結果,冷却温度が加工室温に対して相対に高いと消費エネルギが減少することがわかった.その結果を国際会議(3)で発表した. そして,各システムが消費エネルギに与える影響をまとめた.
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(4 results)
Research Products
(17 results)