"Style" in the Thought of Henri Lefebvre : Focusing on the Critique of Technocracy
Project/Area Number |
17J01101
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
History of thought
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山本 千寛 東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | アンリ・ルフェーヴル / 日常生活批判 / 空間論 / 構造論的歴史主義 / 現実意識 / 都市への権利 / 空間論的転回 / 都市の哲学 / サイバネティクス / スタイル / ニーチェ / 管理社会論 / 個人主義 / 欲望 / 欲求 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の研究では、研究対象であるアンリ・ルフェーヴルの社会分析における歴史と時間の重要性と、「権利」に関する考え方の変化について考察した。その研究成果として1編の論文刊行と2件の学会報告、さらには1件のアウトリーチ活動をおこなった。 昨年度末の時点での見通しでは、本年度の研究課題のひとつは『日常生活批判III』における情報社会化論の読解であった。しかし、この点については読解の作業は進展できているものの具体的な報告や論文の成果にはまだつなげられていない。 本年度の研究としては第一に、「空間の思想家」と紹介されることの多い研究対象を「歴史」にかかわる記述に着目して再読した。とりわけジョルジュ・ギュルヴィッチやリュシアン・ゴルドマンといった同時代の社会学者たちの構造主義への態度との比較のなかでルフェーヴルの「構造論的歴史主義」の姿勢を明確に提示した点に新規性がある。この成果について報告者は2019年度日仏社会学会例会の招待報告において発表をおこなった。 第二に、報告者は日常生活批判と都市空間論の接点という観点から、空間と時間の関係を再考する研究をおこなった。とりわけ現実は「こういうものなのだ」し「ほかのかたちではあり得ない」という二重の幻想について、その時間・空間的側面をそれぞれ論じた点に本研究の貢献がある。この成果を報告者は『日仏社会学会年報』第30号上で査読論文として発表した。 第三に、ルフェーヴルが最晩年の市民権論のなかで「権利」の問題を論じなおす箇所に着目して研究をおこなった。とくにカタルーニャに関する裁判が参照されることに着目した点に本研究の新しさがある。この成果について報告者は日本社会学理論学会第14回大会にて口頭発表をおこなった。 最後に、上記の「都市への権利」というルフェーヴルの考え方について、学内外の人びとにわかりやすく伝えるアウトリーチ活動もおこなった。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)