聴覚障害児の言語獲得に関する一研究―韻律情報を用いた聴覚活用からの検討―
Project/Area Number |
17J01190
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Special needs education
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Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
喜屋武 睦 東京学芸大学, 連合学校教育学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2018: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 聴覚障害 / 聴覚活用 / 音声言語 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は次の三つの研究から構成されることを予定していた。研究(Ⅰ) では、研究代表者のこれまでの研究を踏まえ統語的曖昧文(短文)を用いて、聴覚障害児の韻律情報の活用と聴覚フィードバックとの関係を明らかにすることを目的とする。研究(Ⅱ)では統語能力が高い聴覚障害児は統語構造が複雑になっても韻律情報を活用し、発話に反映されられるかどうかを検証するために、複雑な構文を用いて聴覚障害児の発話における韻律情報の活用と言語力との関係について検討する。この研究は、韻律を用いた言語能力尺度作成の可能性を秘めており本研究の中心と考えている。研究(Ⅲ)は、上記の研究を踏まえての実践研究で、文法指導の前後での発話における韻律情報の変化に対する検討を行うことを目的としていた。 この研究は、手話だけでなく音声言語を主たるコミュニケーション方法として用いる聴覚障害児の音声言語獲得のための条件整理を行うためにも重要な研究であると考えている。また、韻律情報を用いた聴覚障害児の音声言語活用のための評価尺度にもなりうる可能性を秘めており、その重要性は大きなものであると考えられた。 2018年3月で特別研究員を辞退するまでに、研究Ⅰについては検討を終了した。2017年9月に行われた第55回日本特殊教育学会(愛知大会)及び第62回聴覚医学会(福岡大会)において成果の一部発表を行った。 上記学会発表を経て、研究Ⅰにあたる内容について、2017年12月にAudiology Japan(聴覚医学会)へ投稿し、現在印刷待ちの状況である。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)