高選択的物質変換に向けたコア-シェル型ゼオライト触媒の精密設計
Project/Area Number |
17J01553
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Catalyst/Resource chemical process
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
三宅 浩史 大阪大学, 基礎工学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | ゼオライト / コアーシェル型 / コアーシェル構造体 / 固体酸触媒 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、コア-シェル構造ゼオライトを基軸とし、コア部とシェル部に様々な活性点を付与した新規な高機能性触媒の開発である。昨年度はコア部に新たな酸性質を付与するために異種元素置換ゼオライトの合成に取り組んでおり、その内のGe導入ゼオライトに関して国際学会で今年度発表した。また、異種元素置換ゼオライト関連で、Fe導入したBEA*型のゼオライトの合成に成功し、弱い酸性質を見出した。そのFeを導入したBEA*型ゼオライトに関する論文も今年度発表した。 異種元素置換ゼオライトに加えて、今年度は、白金ナノ粒子を内包した新規なコアーシェル型ゼオライトの開発に成功した。その白金ナノ粒子を内包したコアーシェル型ゼオライトは、嵩の大きさが異なる分子に対して、形状選択的な水素化反応を実現した。この内容も今年度論文として発表した。この他のコアーシェル型ゼオライト関連の研究として、コアーシェル型ゼオライトの水熱安定性の評価も行った。その結果、コアーシェル型ゼオライトは、通常のコーティング前のゼオライトに比べて、水熱安定性が向上することが明らかになった。これは、今までの形状選択性の向上とは異なり、コアーシェル型ゼオライトの新たな機能を開拓したといえる。水熱安定性に関する内容も国際および国内学会で発表した。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(17 results)