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新規神経栄養因子 MANF ファミリーによる細胞保護機構の解明

Research Project

Project/Area Number 17J02322
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Cell biology
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

則定 純平  岐阜大学, 連合創薬医療情報研究科, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2017-04-26 – 2019-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2017)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsMANF / ER stress / ERAD
Outline of Annual Research Achievements

小胞体ストレスは、パーキンソン病などの神経変性疾患、糖尿病、がん等の発症及び進行の原因の一つと考えられている。本研究では、神経栄養因子且つ小胞体ストレス応答性因子mesencephalic astrocyte-derived neurotrophic facter (MANF)を標的とし、MANF欠損による小胞体ストレス応答への影響を解析することを目的とした。
■MANF 欠損細胞株の樹立およびその性状解析
本研究では、以前当研究室で構築した簡便な薬剤選択によるCRISPR/Cas9システムを用いてマウス神経細胞株N2aにおけるMANF欠損細胞株を樹立した。小胞体ストレス誘導剤ツニカマイシン(Tm)処理をおこなったところ、樹立した欠損細胞ではMANFの発現量が完全に消失していたものの、小胞体ストレスマーカーの発現量は野生型細胞と同様であった。一方で、小胞体関連分解(ERAD)に関わる因子の発現量変化を解析したところ、Tm誘導性小胞体ストレスにより、レクチン様タンパク質OS9の発現量が野生型N2a細胞に比べ有意に増加していた。
■ERADモデルタンパク質NHKの二量体化に対する簡便な解析法の構築
α-1 antitrypsin変異体NHKをERAD基質モデルタンパク質として用いて、MANF 欠損がERAD 機構に及ぼす影響を解析した。NHKの多量体化に着目した解析をおこなったところ、MANF欠損型N2a細胞では、Tm誘導性小胞体ストレス時でのOS9発現誘導が増加したにもかかわらず、Tm処理時での多量体NHKは野生型N2a細胞と同程度であった。いくつかの小胞体局在タンパク質はERAD基質となることが報告されているため、MANFがOS9の安定性に寄与している可能性がある。今後、MANFがOS9又は、他の小胞体局在タンパク質に及ぼす影響を検討することがMANFの生理機能解明に必要である。

Research Progress Status

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Report

(1 results)
  • 2017 Annual Research Report

URL: 

Published: 2017-05-25   Modified: 2024-03-26  

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