Project/Area Number |
17J06178
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Clothing life/Dwelling life
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
澤留 朗 東京理科大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2017-04-26 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2018: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 歩行計測 / 慣性計測装置 / 地図情報システム / ストライド長 / ストライド時間 / 両脚支持期 / GPS / 歩容変化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,人の歩行を通じて環境に潜在するリスクを評価し,それを地図上に表示することで転倒リスク地図情報システム (Geographic Information System : GIS) を作成することである.これを実現するために慣性計測装置 (Inertia Measurement Unit : IMU) によって転倒リスクと関連があるとされている歩行特徴を算出する.歩行特徴算出のため,IMUから得られる加速度と角速度から足部の軌跡を算出し,得られた軌跡を用いて歩行特徴を算出した. 足部に貼付したIMUセンサから歩行の相 (荷重応答期,静止期,前遊脚期,遊脚期) を識別し,それを基に1歩行周期の長さ (ストライド時間) ,1歩行周期中における両脚で接地している時間の割合,1歩行周期中に足の移動した距離 (ストライド長) の算出を行った.この時IMUから得られる加速度にはノイズが含まれていると考えられ,単純に積分を行っただけでは位置情報が発散することが確認されたことから,位置の算出に関しても歩行の相情報を利用し補正を行った.光学式のモーションキャプチャとIMUによる比較を行ったところ,実験室環境中ではIMUによる計測でも十分な計測精度で歩行特徴が算出されることが確認された.そのため屋外での計測を行ったところ,屋外の環境のうち復路 (特に歩行路が斜面上になっている環境) では歩行特徴が大きく異なっていることを見出した.この時,歩行としては異常な値 (ストライド長が3000mm以上) が確認された. 前年度課題としていた被験者数と歩行箇所の増加を目指した.合計で5名の被験者のデータを収集し,実際の地図上での評価を行った.得られた結果を計測中に撮影した歩行映像とあわせて解析を行ったところ,歩容の変化が見られた箇所は目視でもその要因が判別できる箇所であった.
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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