The study of the formation process of agriculture in middle Japan

• Project/Area Number: 18520582
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Section: 一般
• Research Field: Archaeology
• Research Institution: Shizuoka University
• Principal Investigator: SHINOHARA Kazuhiro Shizuoka University, 人文学部, 准教授 (30262067)
• Project Period (FY): 2006 – 2008
• Project Status: Completed (Fiscal Year 2008)
• Budget Amount: ¥2,360,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥360,000); Fiscal Year 2008: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000); Fiscal Year 2007: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000); Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
• Keywords: 考古学 / 農耕 / 稲関連資料 / 灌漑水田耕作 / 静岡清水平野 / 手越向山遺跡 / 弥生畠作 / 中部地域 / 農耕形成期 / 波及と定着 / ズレ

Research Abstract

日本列島中部地域の農耕の形成について、特に本格的灌漑水田農耕成立以前の実態を明らかにする目的で調査・研究を行った。特に、静岡市手越向山遺跡の調査では、弥生時代中期前半に遡る可能性の高い畠状遺構を検出した。このような成果を含めた分析から、本格的農耕導入以前に、小規模集団がある程度選択的に各種の農耕形態を受容したことが考えられるようになった。また、静岡清水平野の事例の分析などから具体的にどのように農耕が形成されたかをモデル化することができた。

Research Products

• [Journal Article] 静岡・清水平野における弥生遺跡の分布と展開 (2009)
  • Author(s): 篠原和大
  • Journal Title: 静岡県考古学研究 40
• [Journal Article] 本州中部地域における農耕形成の一つのモデル-静岡清水平野を事例として- (2008)
  • Author(s): 篠原和大
  • Journal Title: 日本考古学協会2008年度愛知大会研究発表資料集 Pages: 291-303
• [Journal Article] 遠江における農耕文化の成立と地域間の交流 (2008)
  • Author(s): 篠原和大
  • Journal Title: 静岡の歴史と文化の創造 Pages: 37-60
• [Journal Article] 遠江における農耕文化の成立と地域間の交流 (2008)
  • Author(s): 篠原 和大
  • Journal Title: 静岡の歴史と文化の創造 Pages: 37-60
• [Journal Article] 太平洋側(静岡県) (2006)
  • Author(s): 篠原和大
  • Journal Title: 考古学ジャーナル 554 Pages: 25-28
• [Journal Article] 東海系弥生土器の関東への移動 (2006)
  • Author(s): 篠原和大
  • Journal Title: 公開研究発表会「異系統土器の出会い-土器研究の新しい可能性を求めて-」要旨集 Pages: 67-73
• [Journal Article] 静岡県における弥生時代の集落と墓 (2006)
  • Author(s): 篠原和大
  • Journal Title: 中部弥生時代研究会第12回例会発表要旨集 Pages: 40-49
• [Journal Article] 登呂式土器と雌鹿塚式土器-駿河湾周辺地域における弥生時代後期の地域色に関する予察- (2006)
  • Author(s): 篠原和大
  • Journal Title: 静岡県考古学研究 38 Pages: 44-72
• [Journal Article] 静岡県における弥生時代の集落と墓 (2006)
  • Author(s): 篠原 和大
  • Journal Title: 中部弥生時代研究会第12回例会発表要旨集 Pages: 40-49
• [Journal Article] 東海系弥生土器の関東への移動 (2006)
  • Author(s): 篠原 和大
  • Journal Title: 公開研究発表会「異系統土器の出会い-土器研究の新しい可能性を求めて-」要旨集 Pages: 67-73
• [Journal Article] 太平洋側(静岡県) (2006)
  • Author(s): 篠原 和大
  • Journal Title: 考古学ジャーナル 554 Pages: 25-28
• [Journal Article] 登呂式土器と雌鹿塚式土器-駿河湾周辺地域における弥生時代後期の地域色に関する予察- (2006)
  • Author(s): 篠原 和大
  • Journal Title: 静岡県考古学研究 38号 Pages: 44-72
• [Presentation] 本州中部地域における農耕形成の一つのモデル-静岡清水平野を事例として- (2008)
  • Author(s): 篠原和大
  • Organizer: 日本考古学協会2008年度愛知大会
  • Place of Presentation: 南山大学名古屋キャンパス
  • Year and Date: 2008-11-08
• [Presentation] 本州中部地域における農耕形成の一つのモデル-静岡清水平野を事例として- (2008)
  • Author(s): 篠原和大
  • Organizer: 日本考古学協会2008年度愛知大
  • Place of Presentation: 南山大学
  • Year and Date: 2008-11-08
• [Presentation] 静岡市手越向山遺跡の調査をめぐる二、三の課題 (2008)
  • Author(s): 篠原和大
  • Organizer: 静岡県考古学会中部例会
  • Place of Presentation: 静岡市教育委員会長沼埋蔵文化財整理事務所
  • Year and Date: 2008-02-16
• [Presentation] 静岡清水平野における水田耕作の形成 (2007)
  • Author(s): 篠原和大
  • Organizer: 南山大学人類学博物館オープンリサーチセンター公開研究会
  • Place of Presentation: 南山大学名古屋キャンパス
  • Year and Date: 2007-10-28
• [Presentation] 集落、中部弥生時代研究会大会 (2007)
  • Author(s): 石黒立人, 篠原和大, 中山誠二, 安英樹
  • Organizer: 「中部弥生時代研究のこれから」
  • Place of Presentation: 南山大学名古屋キャンパス
  • Year and Date: 2007-06-17
• [Presentation] 駿河湾周辺地域における弥生時代後期を中心とする装飾壷の変遷 (2007)
  • Author(s): 篠原和大
  • Organizer: 静岡県考古学会プレシンポジウム「大廓様式の再検討」
  • Place of Presentation: 韮山農村環境改善センター
  • Year and Date: 2007-02-10
• [Presentation] 静岡・清水平野における弥生農耕 (2006)
  • Author(s): 篠原和大
  • Organizer: 第8回考古学研究会東海例会「弥生農耕と沖積低地の地形変化」
  • Place of Presentation: 南山大学名古屋キャンパス
  • Year and Date: 2006-12-17
• [Presentation] 東海東部における周溝墓研究 (2006)
  • Author(s): 篠原和大
  • Organizer: シンポジウム『周溝墓研究の東西交流』
  • Place of Presentation: 南山大学名古屋キャンパス
  • Year and Date: 2006-12-17
• [Presentation] 東海系弥生土器の関東への移動 (2006)
  • Author(s): 篠原和大
  • Organizer: 公開研究発表会「異系統土器の出会い-土器研究の新しい可能性を求めて-」
  • Place of Presentation: 東京大学本郷キャンパス
  • Year and Date: 2006-11-26
• [Presentation] 静岡県における弥生時代の集落と墓 (2006)
  • Author(s): 篠原和大
  • Organizer: 中部弥生時代研究会第12回例会
  • Place of Presentation: 福井市立歴史郷土博物館
  • Year and Date: 2006-07-02
• [Book] 佐渡山周辺の考古学III (2009)
  • Author(s): 篠原和大(編著)・五味奈々子
  • Total Pages: 45
  • Publisher: みどり美術印刷株式会社
• [Book] 佐渡山周辺の考古学III 静岡市手越向山遺跡(第3次・第4次)発掘調査概要報告書 (2009)
  • Author(s): 篠原和大(編著)
  • Total Pages: 45
  • Publisher: みどり美術印刷株式会社
• [Book] 佐渡山周辺の考古学II (2008)
  • Author(s): 篠原和大(編著)
  • Total Pages: 35
  • Publisher: みどり美術印刷株式会社
• [Book] 佐渡山の考古学II静肺手越向山遺跡(第1次・第2次)発掘調査概要報告書 (2008)
  • Author(s): 篠原 和大(編著)
  • Total Pages: 35
  • Publisher: みどり美術印刷株式会社
• [Remarks] 静岡市手越向山遺跡の発掘調査の成果について静岡新聞(2008年9月3日静岡版朝刊)、読売新聞・毎日新聞・産経新聞・中日新聞(各2008年9月4日静岡版朝刊)で報じられた。
• [Remarks] 調査の内容等については、以下のURLのホームページで随時公表した。
  • URL: http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~jsksino/
• [Remarks]
  • URL: http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~jsksino/
• [Remarks]
  • URL: http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/jsksino/