Project/Area Number |
18570092
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Biodiversity/Systematics
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
AKIYAMA Hiroyuki University of Hyogo, 自然・環境科学研究所, 准教授 (70211696)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
YAMAGUCHI Tomio 広島大学, 理学研究科, 准教授 (60244290)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,970,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 植物 / 蘚苔類 / 進化 / 植物相 / 屋久島 / フィールド調査 / フロラ / ライントランゼクト / 蘇苔類 / 生物多様性 / 保全 / 絶滅危惧 |
Research Abstract |
(1) 屋久島の蘚苔類相については, 新種2種を含む, 蘚類44科160属, 355種1亜種18変種2品種, 苔類37科87属304種2亜種2変種, ツノゴケ類1科5属6種が屋久島から報告されていることを確認した. 我々の調査手法により, 68年ぶりに生育を確認されたフウチョウゴケに代表されるように, 多数の絶滅危惧植物の屋久島における分布状況が把握された. その一方, 20年前には豊富に産していた葉上着生苔類の減少が著しいことが明らかと成った. (2) 屋久島における蘚苔類の種多様性は, 淀川小屋周辺の林内にあることがわかった. 一方, 屋久島低地亜熱帯林から報告されている種については, 今回の調査でも確認することができない種が少なくなく, この地域での保全活動が緊急であることが示された. (3) 屋久島産ケゼニゴケには, 2倍体と3倍体の集団があり, それぞれ低地と高地にすみわけを行っていた.また, 屋久島3倍体は本州の3倍体集団に較べ, 琉球地域の2倍体集団に遺伝的により近いことがわかった.
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Report
(4 results)
Research Products
(21 results)