超小型電磁式ワイヤレスセンサーを用いた防災・環境モニタリングの実現
Project/Area Number |
18651091
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Natural disaster science
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
小泉 圭吾 Osaka University, 大学院・工学研究科, 助教 (10362667)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平田 研二 長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (40314364)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | センサネットワーク / ワイヤレス / 防災 / 環境モニタリング / アドホック / ヒートアイランド / センサネット |
Research Abstract |
本申請研究では電池駆動の無線通信器と小型センサとの組み合わせにより、地盤災害監視装置および都市環境モニタリングのためのセンサユニットのハードとソフトを開発することを目的とした。 平成18年度の研究成果は下記の通りである。 (1)防水機能を有するハウジングの開発を行った。また、車を利用した環境モニタリングのためのハウジングの開発を行った。 (2)センサからの出力データを汎用ソフトで分析し、データベース化するシステムの検討を行った。 (3)温度、湿度、照度、気圧、加速度が計測できるマイクロセンサを入手し、無線通信によってデータが出力されることを確かめた。温度センサ、湿度センサについては、精度検証を行った。また、無線通信システムについては、アドホックネットワークの確認、および屋外での通信距離の確認、遮蔽物による通信障害の影響についても実験を行った。 (4)ヒートアイランドモニタリングに応用可能な、移動体による環境モニタリングシステムの基礎的研究を行った。平成19年度の研究成果は下記の通りである。 (5)現場実証実験として、屋内の温湿度をリアルタイム監視できるシステムを構築した。その際、最適なセンサの配置形状の検討を行うとともに、防火扉などの無線通信が困難な環境下におけるシステムの安定性を実現した。 (6)屋外の実証実験としては、高速道路沿いのり面において、センサネットワークの通信実験を行い、最適な通信距離およびセンサの配置形状について検討を行った。センサについては傾斜計、水位計、雨量計、サクション計、土壌水分計、カメラについて検討を行い、実証実験が行えるよう通信手法とセンサの設置手法に関する基本設計までを終了した。 (7)道路沿いのり面監視および都市環境モニタリングに関する基礎データベースを作成した。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)