血管特異的ノックアウトマウスを用いた血管及びリンパ管発生におけるSTAT3の役割
Project/Area Number |
18790792
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
平川 聡史 Ehime University, 医学部・付属病院, 講師 (50419511)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 血管新生 / 細胞制御 / 転写因子 / 細胞遊走 / 管腔形成 / 細胞・組織 / 発現制御 / 動物モデル |
Research Abstract |
(1)Tie2-Cre STAT3^<-/->は出生するものの、出生3週後以降、成長はTie2-Cre STAT3^<+/->に比べて抑制されることが見出された。すなわち、Tie2-Cre STAT3^<-/->は個体として小さいことが明らかとなった。従って、平成19年度はTie2-Cre STAT3^<-/->における成長抑制因子を評価し、詳細に検討する予定である。特に、四肢末梢の皮膚が蒼白であることから、脈管築異常に起因する循環障害や造血系障害の可能性を考え、STAT3破壊による組織機構の病態を明らかにし、生体におけるSTAT3の組織特異的役割の解明を試みた。造血器の評価:末梢血における血球及び骨髄の組織学的検討を行った。 (2)培養ヒト皮膚由来リンパ管内皮細胞におけるSTAT3による細胞制御機構の解明 VEGFファミリーによる細胞遊走能:「VEGFファミリーによる細胞遊走及び管腔形成能がSTAT3を介する。」この仮説を立証するため、Boyden chamberを用いた走化性試験を行った。VEGF-Aによるリン酸化STAT3の核内移行を、STAT3抑制作用を持つdominant negative STAT3を発現するアデノウイルスベクター (Dn STAT3 Adex) を用いて検討した。さらに、VEGF-A受容体に対する中和抗体を用いて、STAT3の核内移行の抑制を検討した。管腔形成に関しては、VEGF-A存在下Matrigelを用いてリンパ管内皮細胞の管腔形成を評価し、Dn STAT3 AdexまたVEGF-A受容体に対する中和抗体を用いて管腔形成の抑制効果を検討した。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)