アンジオテンシン受容体AT1aノックアウト細胞骨髄移植による新制癌療法の検討
Project/Area Number |
18791054
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
藤田 護 Kitasato University, 医学部, 講師 (20306624)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | アンジオテンシン / 腫瘍 / 血管新生 / 骨髄移植 / 制癌療法 |
Research Abstract |
アンジオテンシン(Ang)-II AT1a受容体KO細胞骨髄移植による腫瘍増殖の抑制 AT1a KOマウスとGreen Fluorescent Protein (以下、GFP)マウスのかけ合わせにより、AT1aKO-GFPマウスを作成し、このAT1aKO-GFPマウスの骨髄を9.5 Gy照射棚Wild typeマウスに静注したAT1aKO-GFP骨髄移植マウスにLewis lung carcinoma (LLC)細胞を皮下移植したところ、腫瘍周囲にAT1aKO-GFP細胞が骨髄から誘導されてることが判明した。 AT1a.KOマウスの骨髄細胞を放射線9.5Gy照射Wild typeマウスに静注したAT1aKO骨髄移植マウスを作成大した.また、Wild typeマウスの骨髄細胞を放射線9.5Gy照射Wild typeマウスに静注したWild type骨髄移植マウスを作成した。これらのマウスとcontrolとしてWild type、マウスにLLC細胞を皮下移植した腫瘍モデルを作成し。腫瘍移植14日目に腫瘍を摘出し、腫瘍体積と重量を測定したところ、Atla KO骨髄移植マウスにおいて腫瘍重量および腫瘍体積は有意に抑制されていた。免疫組織化学標本Ang-II Atla受容体および血管新生を促す血管内皮増殖因子vascular endothelial growth factor (VEGF)の発現を評価したところ、同モデルにおいてAng-II Atla受容体およびVEGFの発見は抑制されていた。 これらのことから、腫瘍周囲のstromaには骨髄からの細胞が誘導され、その細胞にAtla受容体が存在しない場合にはVEGFの抑制による腫瘍増殖抑制が示唆されていた。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)