次世代衛星/無線/有線ハイブリッドネットワークにおけるシームレス通信に関する研究
Project/Area Number |
18800004
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Computer system/Network
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
TALEB TARIK (タレブ タリク) 東北大, 情報科学研究科, 助手 (30431547)
|
Project Period (FY) |
2006 – 2007
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
|
Budget Amount *help |
¥2,620,000 (Direct Cost: ¥2,620,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,310,000 (Direct Cost: ¥1,310,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,310,000 (Direct Cost: ¥1,310,000)
|
Keywords | ネットワーク / 移動体通信 / 衛星利用ネットワーク / インターネット高度化 / 高信頼性ネットワーク |
Research Abstract |
インターネットの世界的な普及に伴い、様々な広帯域消費型サービス展開が期待されているが、これらの高度なサービスの急増に対して現在の地上ネットワークだけで対応することは困難である。この問題に対する解決策として、地球規模の通信を可能とする衛星通信システムの利用が重要である。具体的には、現在の地上ネットワークを支援又はバックアップする高速バックボーンネットワークとして衛星通信システムを位置づける、衛星/有線/無線のハイブリッドネットワークアーキテクチャが有力であると考えられる。本研究では、次世代ハイブリッドネットワークにおけるキーテクノロジーの確立を目指し、様々な高度なサービスを支える技術として、 (1)次世代ハイブリッドネットワークに向けた高機能IP技術 (2)リッチコンテンツ向けリアルタイム配信フレームワーク技術 (3)効率的なトラヒック制御技術の開発 を行った。具体的には、個々の技術を衛星/無線/有線リンクが混在するハイブリッドネットワークに導入するにあたり問題となる点を浮き彫りにし、それぞれの技術に求められる新しい要素について、以下のように検討・開発を行った。 (1)限られたネットワークにおいて有効性を確認している高機能IP技術を、衛星/無線/有線リンクが混在するハイブリッドネットワークに導入することを検討し、高効率・高機能IP通信制御方式を提案。 (2)隣接ユーザ間でバッファを共有する配信システムを設計。さらに、シミュレーションにより帯域に余裕が無い場合におけるバッファ共有システムの有効性を検証。 (3)ハイブリッドネットワークにおけるトラヒック集中・不公平さを解決するために、トラヒックをネットワーク全体に分散させることによって、効率よく通信が可能な技術を提案し、シミュレーションにより評価した。
|
Report
(1 results)
Research Products
(14 results)