Project/Area Number |
18800023
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Neurophysiology and muscle physiology
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
深田 宗一朗 Osaka University, 薬学研究科・細胞生理学分野, 助教 (20432445)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 幹細胞 / 骨格筋 / 筋衛星細胞 / ニッチ / 再生 |
Research Abstract |
骨格筋特異的幹細胞である、筋衛星細胞は筋再生のキープレイヤーであり、その欠損は筋形成、筋再生の重篤な異常を来す。この筋衛星細胞を正常に維持する為の分子機構の同定を目的に、静止期筋衛星細胞の網羅的遺伝子発現解析を行った(Stem Cells,2007)。その結果筋衛星細胞が静止状態の時にのみ発現している分子を複数同定してきた。その中の一つ、カルシトニン受容体はmRNA、蛋白両方で静止状態の筋衛星細胞特異的である事を明らかにした(Stem Cells,2007)。活性化、増殖状態の筋衛星細胞にはカルシトニン受容体は発現していないので、レトロウイルスベクターを用いて、primary筋衛星細胞、筋芽細胞株C2C12それぞれにカルシトニン受容体を発現させた。その結果リガンド依存的に細胞増殖が抑制される事が分かった。また、静止状態の筋衛星細胞の特徴の一つとして、細胞運動が抑制されている事があげられる。カルシトニンシグナルがこの細胞運動に関しても抑制的に働くか否かを検討しだ結果、細胞運動に関してもカルシトニンシグナルは筋衛星細胞の運動性を負に調節している事が明らかとなった。 次に細胞増殖・運動抑制がどのようなシグナルにより調節されているかを検討する目的で、まずカルシトニン刺激により上昇するシグナル経路を検討した。その結果、CREB,NFAT,NFkB等の増加が見られた。更に、c-fos,c-junなどの遺伝子発現がカルシトニン刺激で増加する事も明らかとなった。静止期筋衛星細胞にもc-fos,c-junなどの発現が見られることから、これらの遺伝子と筋衛星細胞の維持機構との繋がりを現在も解析している。更に筋衛星細胞欠損マウスを用いた移植実験による、in vivoでの筋衛星細胞の自己複製能に与えるカルシトニンシグナル検討をしている。
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Report
(2 results)
Research Products
(7 results)