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視線計測を活用した熟練者技能可視化による教授システムの開発

Research Project

Project/Area Number 18H00177
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section 1200:Educational technology-related
Research InstitutionAkita National College of Technology

Principal Investigator

佐々木 智征  秋田工業高等専門学校, 技術教育支援センター, 技術専門職員

Project Period (FY) 2018
Project Status Completed (Fiscal Year 2018)
Budget Amount *help
¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
Fiscal Year 2018: ¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
Keywords視線計測 / コツの教授 / 可視化
Outline of Annual Research Achievements

工作技術や安全面の教育に関してその効果的な指導法として, モーションキャプチャを用いた職員の姿勢や動作の可視化教材を開発し, 一定の成果を上げてきた。しかし, 動作だけコツをつかんでも視線をどこに置くかが分からないと, 熟練技能者と同じように加工できないことが分かった。また, 最近では多動性などの行動障害がみられる学生が増えてきており, 口頭で説明してもなかなか理解をしてもらえない学生に対する新しい指導方法が求められている。本研究では, 熟練者の体の動きだけでなく, 視線の動きも可視化し, 両者を同期させて解析することにより, コツを効率よく教授できるシステムの開発を行った。
教材開発を行うにあたり, コツを掴むことが難しい手仕上げ作業においての, 職員と学生それぞれの動きをモーションキャプチャによりデータ化し, それと同時に視線計測装置により作業中の視線を計測した。得られたデータを解析することで, 加工中のヤスリの見方や作業の注目ポイント, または見ている時間など今まででは説明しにくかった部分の比較を行うことができた。これらの分析結果や作業のポイントを動作と視線の動画と共に表示する教材を開発した。この教材を用いて手仕上げ作業の中でも加工時間, 仕上がり精度に影響の大きいヤスリでの荒削り加工について効果の検証を行った。
従来通りの指導と開発した教材で指導した場合で比較を行った結果, 開発した教材で指導を行った場合の方が, 加工面の平面度及び底面との平行度が改善し, 作業時間についても平均して改善した。教材を用いることで学生の理解に対して一定の成果を上げたといえる。視線計測を活用することで, 今後機械加工においての事前教育や安全教育にも役立てることができると考える。

Report

(1 results)
  • 2018 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 視線計測を活用した熟練者技能可視化教材の開発2019

    • Author(s)
      佐々木 智征
    • Organizer
      第24回 高専シンポジウム in Oyama
    • Place of Presentation
      小山工業高等専門学校
    • Year and Date
      2019-01-26
    • Related Report
      2018 Annual Research Report

URL: 

Published: 2018-04-23   Modified: 2020-03-17  

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