Project/Area Number |
18H00178
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1200:Educational technology-related
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Research Institution | Hiroshima National College of Maritime Technology |
Principal Investigator |
髙橋 良幸 独立行政法人国立高等専門学校機構広島商船高等専門学校, 技術部, 技術職員
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Project Period (FY) |
2018
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥110,000 (Direct Cost: ¥110,000)
Fiscal Year 2018: ¥110,000 (Direct Cost: ¥110,000)
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Keywords | 環境教育 / ベストミックス / スマートグリッド |
Outline of Annual Research Achievements |
○研究の目的 エネルギーのベストミックス、環境問題、スマートグリッド等のエネルギーに関する課題等を考える事の出来る力の育成を目的とした【体験型エネルギー環境教育システム】を開発するものである。 ○研究の成果 本研究では、エネルギーに関する様々な課題を考えていくため「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」を相互に関連付けて学習できるパッケージを作製しており、その主力とも言える火力発電装置の安全化と簡易化に成功した。 その内容として、火力発電装置をガラスやアクリル板といった透過率の高い物で製作し装置全体の透明化を行った。また、圧力計やバルブを取り付け操作性の向上を図り、安全弁や装置全体をアクリル板で覆うなどして安全対策にも考慮した。 これにより装置の簡単な説明と操作方法を指導する事で、教員だけでなく誰にでも操作できるようになり、実際に触り簡単に体験できる事ができる火力発電装置になった。また、装置全体を透明化する事により蒸気の発生が視覚的にもわかるようになり、体験する人の興味を引くものになった。 本年度行われた他の小中学校体験授業では、学生自身で操作し体験できる実験装置に興味を持ち、休み時間や授業後などもエネルギーに関する課題を質問しにくる子もでてきた。また、授業後のアンケートでは好評の声をきくこともできた。 パッケージを製作し安全性や操作性の確認を行うと共に改良を行っていき、体験授業や講義において製作したパッケージを使用する事で、エネルギーに関する課題等を考える事の出来る力の育成に十分な成果が得られたと考える。
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