Project/Area Number |
18H00179
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1200:Educational technology-related
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Research Institution | Kurume National College of Technology |
Principal Investigator |
岡崎 朋広 独立行政法人国立高等専門学校機構久留米工業高等専門学校, 教育研究支援センター, 技術専門員
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Project Period (FY) |
2018
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥460,000 (Direct Cost: ¥460,000)
Fiscal Year 2018: ¥460,000 (Direct Cost: ¥460,000)
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Keywords | ウィルス感染 / セキュリティ教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究目的 プログラミング教育やスマートフォンの普及で、子供にインターネットがより身近になり、幼年時から触れる機会が増え、情報初心者が爆発的に増えつつある。その一方で無視できないのが、増え続けるネット犯罪の存在である。犯罪に巻き込まれないためには、ウィルス対策ソフトのインストールや危機意識を高めるセキュリティ教育が必要であるが、学生たちにはなかなか危機感が伝わりにくい。 本研究では、学生のセキュリティへの危機意識を高めるため、実際にウィルスに感染し、その振る舞いを体験し、監視ソフトで確認・検証する。ウィルスの脅威を直接理解できるネットワークを構築することを目的とする。ネットワークは既存のものに影響を与えないように別のネットワークを新たに構築し、完全に隔離された状態でウィルス感染させるものとする。 研究方法と成果 1. 学内Webサーバの移行作業によるサーバ構築技術の習得 学内Webサーバの最新OSへの更新作業を担当し、新サーバの構築方法やセキュリティに関連する設定を実際に行い、学ぶことができた。また、現状の学内ネットワークの概要を知ることによって、別のネットワークを構築する設計のノウハウを得ることができた。 2. 別ネットワークの構築 L2スイッチを介して、サーバとクライアントPCを接続し、小規模な別ネットワークを構築した。サーバはホストにCentOS7、仮想マネージャKVM上にゲストOSを構築し、Web、メール、telnet等を設定した。 3. 感染後の復旧と感染方法の確立 感染後の復旧はSSDドライブの入れ替えで行うため、正常時のバックアップを実施した。感染経路はメールの添付ファイルを想定しているが、課題を解決しながら試験的に実践していく予定である。
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