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低学年の児童と保護者の両方を対象にした情報モラル教材と実践モデルの開発

Research Project

Project/Area Number 18H00209
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section 1200:Educational technology-related
Research Institution瑞浪市立瑞浪中学校

Principal Investigator

酒井 統康  瑞浪市立瑞浪中学校, 教頭/教育公務員

Project Period (FY) 2018
Project Status Completed (Fiscal Year 2018)
Budget Amount *help
¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
Fiscal Year 2018: ¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
Keywords情報モラル / 家庭教育 / 初等教育
Outline of Annual Research Achievements

情報機器の普及により, 低学年児童にとっても, インターネットは大変身近なものになってきた一方, ゲームによる生活習慣の乱れやコミュニケーションによるトラブルなども低学年から見られる. 児童本人への指導はもちろんのこと, 低学年だからこそ, 機器を与える保護者への啓発は大変重要なものとなる。しかし, 保護者向けの研修会は単発になりやすい上, そこへ参加できる保護者も限られているという課題がある。そこで, これまでの研究成果を踏まえて, 児童が保護者へ情報モラルに関わる内容を説明する「情報カード」を用いた実践を開発しその検証を行った。事前に行った実践校との打合せを通して課題を明確にし, それに基づいた情報カード(1 : すれちがい通信による勘違い2 : 夜更かしによる生活習慣の乱れ3 : メッセージ交換によるなりすまし4 : 架空請求の被害5 : ルール作成の意味)を作成した。これら5つの情報カードの構成は「課題となる生活」→「問題」→「正解」→「その理由」という形をとし, 音声やアニメも活用したプレゼンデータをタブレット端末へ保存をし, 児童は端末を用いて, 保護者へ説明する形をとった。児童に対して, 実践前後の質問紙調査を分析したところ, 知らない人とゲームを通じて関わり合う危険性やルールの必要性の理解の向上について, 有意傾向が見られた。また, ルール設定についての理由を分析すると「目が悪くなる」「やらなければいけないことができなくなる」など保護者へ説明したときに生まれた会話を理由として書くことができるようになった。保護者への調査結果からは情報モラルの話をする家庭が有意に増加するとともにタブレットによる実践について「理解もしやすく覚えられる」など家庭での情報モラル教育の充実につなげていくことができた。しかし, 全家庭での家庭教育の充実は図れたものの、継続的なものとならなかった点が課題である。

Report

(1 results)
  • 2018 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2018

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 児童が保護者に説明する情報モラルの実践モデルにおけるデジタル版情報カードと紙版情報カードの利用効果の比較2018

    • Author(s)
      酒井 統康
    • Organizer
      日本教育工学会
    • Place of Presentation
      東北大学
    • Year and Date
      2018-09-29
    • Related Report
      2018 Annual Research Report

URL: 

Published: 2018-04-23   Modified: 2020-03-17  

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