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小中学生が最新測量技術を用いて地上絵を描く講座の実施

Research Project

Project/Area Number 18H00214
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section 1210:Science education-related
Research InstitutionGifu National College of Technology

Principal Investigator

山川 奈巳  岐阜工業高等専門学校, 技術室, 技術職員

Project Period (FY) 2018
Project Status Completed (Fiscal Year 2018)
Budget Amount *help
¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
Fiscal Year 2018: ¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
Keywords測量 / 地上絵
Outline of Annual Research Achievements

本研究は, 小中学生のこどもを対象とした, 最先端の測量技術を使用して地上絵を作る測量講座を実施すること目的とする.
現在, 研究代表者は土木系の技術職員として従事しており, 業務のひとつとして測量実習の支援を行っている. 昨年度, 小中学生のこどもを対象とした測量の公開講座を行った. 測量方法は, 平板測量を用いた. 平板測量は, 機器が安価で手軽に測量できるという利点があるが, 完成した地図は誤差が大きく, 精度確認が難しいため, 実用には不向きという欠点がある. 一方, 測量技術の進歩は凄まじく, GNSSやUAVなどを用いた新しい技術が次々に提案され, 実務に適用されている. 昨年度の公開講座でのアンケート結果においても, 最先端の測量技術に興味があるとの回答が多く見受けられた.
そこで本研究では, GNSS測量技術を利用して, 地上絵を完成させ, 完成させた地上絵は, UAVを利用して空撮を行い, 上空から見える地上絵の確認を行う. 最先端技術に触れることで, こどもたちに測量技術への興味を促し, 測量技術を知ってもらう.
講座当日は, 小中学生合わせて10名の参加があった. あらかじめ, 研究代表者がgoogleマイマップ機能によりPC上で, 岐阜高専グラウンド内に, 描きたい地上絵を作図し, 地上絵に必要なX, Y座標を取得した. 必要な座標点のみ講座参加者に渡し, 本来描きたい地上絵は秘密にした. 参加者には, ハンディGPSにより, グラウンド上にある座標点を見つけ出す作業を行った. 見つけ出した座標点を, フィールドラインカーでつなぎ合わせ, 地上絵を完成させた. 完成後, UAVにより完成させた地上絵の空撮を行い, 正解とともに発表をした. 大きな地上絵のため, 空撮画像を見るまで参加者は何の絵を描いたのか分からず, 発表時には歓声が沸き, 盛り上がるった. 正解と異なる点があることは, GNSS測量も発展途上であることとともに, 誤差の説明まで行い, 測量の知識を深めてもらうことができた.
参加者のアンケート結果では, 本講座の満足度において「十分満足」, 「おおむね満足」の回答100%であり, 「今後このような講座に参加したいか」という質問の回答にも「参加したい」の回答が100%得られ, 小中学生の測量へ興味を促し, 興味・関心を持ってもらうことができたといえる.

Report

(1 results)
  • 2018 Annual Research Report

Research Products

(1 results)

All 2018

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 社会が高専生に求める測量能力に関するアンケート調査2018

    • Author(s)
      山川 奈巳
    • Organizer
      土木学会
    • Place of Presentation
      北海道大学
    • Year and Date
      2018-08-29
    • Related Report
      2018 Annual Research Report

URL: 

Published: 2018-04-23   Modified: 2020-03-17  

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