Project/Area Number |
18H00684
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Dokkyo University (2019-2021) University of Tsukuba (2018) |
Principal Investigator |
木田 剛 獨協大学, 外国語学部, 教授 (70584415)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ファースト トーマス ノートルダム清心女子大学, 文学部, 准教授 (10714305)
COWIE NEILJAMES (COWIE NEIL JAMES) 岡山大学, 全学教育・学生支援機構, 教授 (30379812)
ZENUK西出 Lori 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (30453145)
生田 祐子 文教大学, 国際学部, 教授 (50275848)
PAREPA LAURA・ANCA 津田塾大学, 総合政策研究所, 研究員 (60837920)
齊藤 園子 北九州市立大学, 外国語学部, 准教授 (70390466)
濱嶋 聡 名古屋外国語大学, 世界共生学部, 教授 (80238063)
立木 ドナ 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (80347517)
Inugai Carol 筑波大学, 教育推進部, 客員教授 (90817032)
石田 尊 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (40387113)
Smith Craig 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (60390100)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥12,870,000 (Direct Cost: ¥9,900,000、Indirect Cost: ¥2,970,000)
Fiscal Year 2021: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2020: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2018: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
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Keywords | グローバル教育 / コンテンツ中心学修 / 国際交渉学 / 外国語評価研究 / 英語模擬国連 / グローバル人材育成 / 国際交渉力 / 評価指標 / 外国語教育 / 模擬国連 / 大学の国際化 / 国際比較 / コンテンツ中心学習 / 学際型プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
国際交渉力をグローバル人材育成の重要な要素と捉えて、その教材として活用されている模擬国連に参加する異なる学生の変化を実証的に分析しながら、国際交渉力の発達に相応しい学修環境の特徴を調査する。検証の結果からグローバル教育における体系的な学習評価指標を考案し、得られた評価指標をもとに、合理的なグローバル教育の方向性や指針を社会に提示する。この方針にしたがい、以下の項目の調査研究を行う。①グローバル人材コンピテンスを事前に設定し、そのアンケート調査を実施する。②代表演説やポジションペーパー等の収集が容易な言語データを主な分析対象にする。③異なる種類の参加者を比較し、国際交渉力と学習環境の関連性を探る。④国内外の異なるMUNを視察し、参加者の国際交渉力の観点から比較する。⑤MUN参加を通して得る学びを事後アンケートで調査する。また、国内外の異なる枠組みの模擬国連を比較しながら、模擬国連がグローバル教育ために高大連携や学内連携のツールとして果たし得る潜在性を検証し、我が国における高等教育における模擬国連の具体的な役割や位置付けを明確にする。昨年度の研究テーマである「GEIC 1: Learners' Profiles」に引き続き、2019年度のテーマは「GEIC 2: Learning Environment」としており、研究者個々の経験や調査に基づき明らかにすることが主要な課題として挙げられていた。この方向性に基づき、2019年度に行われた主な研究活動と研究実績は以下の通りである。①模擬国連を開催する:JUENUN、②模擬国連参加者から得たアンケート調査の整理する、③国内外で開催された模擬国連の視察・実地調査を実施する:JUEMUN、NMUN(ドイツ・エアフルト)、等、④データ分析のための研究環境の整備を行う、⑤国内外の研究集会や会議での研究成果を発表する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルス発生のため、昨年度の開始した研究集会Research Forum on Global Education and International Communication (GEIC)が中止されるなど、開催が中止された集会が一部あったため若干の遅れが認められる。その他の実施項目として:①模擬国連の開催:神戸市外大で2019年6月にJUENUN(Japan University English Model United Nations)を開催し、200名程度の国内外の大学生が参加した。②模擬国連参加者から得たアンケート調査の整理:昨年度に実施したアンケート調査の整理を開始した。まだ内容を精査するには至っていないが、時機を得て分析を開始したい。アンケート調査は今後も継続する予定である。③国内外で開催された模擬国連の視察・実地調査:JUEMUN、NMUN(ドイツ・エアフルト)等:国内外の模擬国連を視察した。再訪を予定していたマレーシア科学大学(USM)で昨年度開催されたMUEMUN中止のため、視察が叶わなかった。記述するには全体を十分に把握しきれていないため、他の視察場所を検討する。④データ分析のための研究環境の整備:初年度に想定外の出張機会を得たため、初年度に予定されていた機材購入の一部を本年度に実施したものである。残る環境整備は来年度に行う予定である。⑤国内外の研究集会で研究成果の発表を行い、後に論文の形で出版が予定されているものもある
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Strategy for Future Research Activity |
①追加データの収集を継続する。ただ、予定されていたJUEMUNの中止がすでに発表されており、他の模擬国連の中止が予想される。2020年度においては追加データの収集に困難が伴うと思われる、②収集されたアンケート調査の内容や映像データに取りかかる。一般に映像データの分析には時間が必要であることから、本研究終了までは継続すると思われる。③国内外の研究集会等における研究成果の発表を精力的に継続する。④昨年度開催できなかった研究集会GEICを本年度中に実施したい。以下のテーマを予定している:「GEIC 2: Learning Environment」、「GEIC 3: Effects of Teaching on Learners' Competence」、「GEIC 4: Research Methodology for Global Education」。⑤これらの研究成果を書籍の形で刊行するために、出版社との交渉を開始する。
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