外国語授業の改善を支援するための統合型外国語授業改善支援システムの構築
Project/Area Number |
18H01044
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
石塚 博規 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (50364279)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森本 康彦 東京学芸大学, ICTセンター, 教授 (10387532)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥17,030,000 (Direct Cost: ¥13,100,000、Indirect Cost: ¥3,930,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2019: ¥8,060,000 (Direct Cost: ¥6,200,000、Indirect Cost: ¥1,860,000)
Fiscal Year 2018: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
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Keywords | 外国語授業分析 / COLT Part A / コーディングの自動化 / 授業研究 / 外国語授業研究 / COLT / 統合的外国語授業改善支援システム / 外国語授業自動分析システム / 外国語指導案自動作成システム / AI Mibile COLT / 外国語授業自動分析 / 統合的授業研究 / AIによる英語授業分析 / ICTによる英語授業改善 / コミュニケーション指向性 / 客観的な授業分析方法 / 外国語授業分析の自動化 / リアルタイムの授業分析 / 客観的な授業研究の視点 / A.I.支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成30年度に開発した「外国語指導案作成支援システム」に、テキスト”We Can!”のマニュアルを参考に、各単元の主要な活動をアップロードし、小学校英語指導者が自由に活動を組み合わせながら指導案を作成できるように準備を行った。小学校英語教育学会において当システムについてポスター発表し、利用者への広報活動も行った。 併せて、今年度の主たる開発である、外国語授業自動分析システムの設計に着手し、年度末までに一通りの開発を終えた。当システムは、COLTと呼ばれる授業のコミュニケーション指向性を測定する方法を使うが、その作業手順をAIエンジンににより自動化し、外国語の授業を自動分析する機能を有するものである。当初は、映像情報、教師・生徒の音声情報、指導案の情報などの多面的な情報を基に、授業の自動コーディングを行う仕組みを想定していたが、映像については構築するAIがコーディングするに必要な情報をうまく得られないことが判明し、当面、本年度については音声情報でコーディングする仕組みを軸にシステムを構築し、併せて、AIエンジンがコーディングのために利用する授業データをアップロードするところまでを計画した。そして、その動作確認をしながら、より正確なコーディングのための仕組みを考察することにした。 また、本年夏に、カナダアルバータ大学フランス語キャンパス副学部長から、当システムの将来的な利用についての打診があり、10月に渡加し、仕組みの説明と利用の効果などについて、これまで行ってきたCOLTによる授業分析研究の成果を含め、講演を行ってきた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
年度末にはシステムの試用を計画したが、コロナ禍のためしばらく研究の推進を延期せざるを得なくなった。特に、AIエンジンが授業を分析する上で必要な、英語授業のビッグデータの収集と分析には、補助員を雇用して対面で議論しながら多くの作業を行う必要があるため、遅れが出た。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度にあらためて試用を進めながら、ビッグデータの収集と分析を進め、AIエンジンに組み込む予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(9 results)