Research and development of observation techniques for fish behavior and ecology under Antarctica sea ice
Project/Area Number |
18H02262
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 40030:Aquatic bioproduction science-related
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Research Institution | Tokyo University of Marine Science and Technology |
Principal Investigator |
宮本 佳則 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (80251685)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥17,810,000 (Direct Cost: ¥13,700,000、Indirect Cost: ¥4,110,000)
Fiscal Year 2020: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2018: ¥11,310,000 (Direct Cost: ¥8,700,000、Indirect Cost: ¥2,610,000)
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Keywords | 超音波バイオテレメトリー / 行動・生態 / 多重反射 / 凍結河川 / 南極 / 海氷下 / 魚類 / 行動 / 水中音響 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、1)ピンガーと受信機関の受信距離の関係を明確にする。海面を海氷で覆われ、テッポウエビなどの音を発生する生物が生息していない極域の海域では、雑音レベルが極端に小さいが、海面反射以上に海氷反射の影響が大きく出る可能性がある。海中の雑音レベルが小さいことは、信号対雑音比(SNR)が高いことを意味し、ピンガーと受信機との間の受信距離が長くなる。2)海氷反射は、多重反射(マルチパス)を生じ、魚の測位を行う場合に、直接波とマルチパスの分離を困難にし、測位に誤差を生じる。昨年度の解析結果からも明確になっているので、マルチパスの低減手法の開発を実施するとしていた。マルチパスの低減手法の開発過程において、マルチパスを利用すると魚までの距離が計測できることが判明し、データの一部で検証を行った結果、その可能性が示唆された。ただし、検証実験が実施できていないので、今後マルチパスによる受信機とピンガー間の距離計測については継続して研究を進める予定である。 また、北海道・別寒辺牛川で実施した冬季の観測データを解析して、受信システムの動作やデータ取得状況を解析することとしているが、解析の結果、設置した受信機の数(5本)が少ないので十分な考察ができないので、本年度、受信機の数を33本とすることで広範囲かつ詳細な調査を本年度再度実施している。受信機の回収が翌年度となるため、今後、解析結果を国内・国外の学会で発表する予定である。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)