Project/Area Number |
18J02126
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Physical pharmacy
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Research Institution | National Center of Neurology and Psychiatry |
Research Fellow |
高橋 昌幸 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第四部, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2019-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | Gymnosis / SIDT1 / SIDT2 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、SIDT1の詳細な解析及びSIDT1(Systemic RNA interference deficient (SID-1) family member 1)とSIDT2の発現制御に関する解析を行い、リポフェクション試薬を使用しない1本鎖核酸の細胞内導入(gymnosis)メカニズムの解明を行うことを目的とする。 申請者は特別研究員PDとして採用される前までの期間と、特別研究員PDとして採用された2018年4月から辞退した6月までの期間に、申請書の研究目的・内容に記載されている、(1)内在性SIDT1及びSIDT2の細胞内局在解析、(2)内在性SIDT1ノックダウン条件下における、細胞内の1本鎖核酸の取り込み及びアンチセンス効果の影響に関する解析、(3)SIDT1高発現条件下における細胞内の1本鎖核酸の取り込み及びアンチセンス効果の影響に関する解析に関する研究を行った。まず共焦点顕微鏡を用いた解析によって、SIDT1はMEF細胞においては、その一部が細胞膜上に発現していることが明らかとなった。次に内在性SIDT1ノックダウン条件によって1本鎖核酸のMEF細胞における細胞内導入が減少し、アンチセンス効果も弱くなることが判明した。また、SIDT1過剰発現条件によって、1本鎖核酸の細胞内導入が増加することも観察された。よって、SIDT1はリポフェクション試薬を用いない1本鎖核酸の細胞内導入現象(gymnosis)に関与することが示唆された。しかし、SIDT1過剰発現によって、アンチセンス効果の増強を行うことは困難であるということも見出された。
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Research Progress Status |
30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
30年度が最終年度であるため、記入しない。
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