新規の視機能計測法の確立とベストパフォーマンス発揮のための視覚情報処理の最適化
Project/Area Number |
18J10150
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sports science (A)
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Research Institution | Osaka University |
Research Fellow |
呉屋 良真 大阪大学, 生命機能研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2019: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2018: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 視覚情報処理 / 背側視覚経路 / 運動視 / 視機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究のテーマは、視覚情報処理の運動視という観点から、アスリートのスポーツパフォーマンスを予測することであり、ヒトを対象とした心理物理実験によって検討するものである。視覚情報処理には、物体を詳細に見分ける形態視経路と物体の動きの方向や速度を見分ける運動視経路が存在することが知られており、球技スポーツのパフォーマンスの高低を決めるのはボールや相手選手の動きを見るための運動視が重要であると考えられる。そのため、視覚刺激には、運動視研究で広く用いられてきた“動くドット”刺激を用い、ヒトの運動視の能力のみを計測してきた。これまで、卓球競技者のほうが球技未経験者と比較して優れた運動視能を有していることを明らかにした。しかし、その他の競技者における運動視能については不明なままであった。 そこで、様々な競技種目の競技者における運動視能を調べるために、ハンドボール選手やバレーボール選手の運動視能を計測したところ、競技間だけでなく、同一競技内におけるポジションでも運動視能に違いがあることが分かった。これは、競技やポジションによって、運動視のスポーツパフォーマンスへの寄与の大きさが異なることを示すとともに、ベストパフォーマンスを発揮させるための運動視の最適化には、競技やポジションごとに適切な方策を用いなければならないことを示唆している。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)