屋内環境におけるモバイルスマートデバイスの自己組織化位置推定方式
Project/Area Number |
18J10702
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | Kansai University |
Research Fellow |
北之馬 貴正 関西大学, 理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2019-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | トラッキング / 屋内測位 / 位置推定 / スマートデバイス / 自己組織化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の研究目的は,人手による測位環境構築を不要とする自律性の高いモバイルスマートデバイスの屋内測位方式の実現である.国内外の関連する研究は,測位設備/特性マップの使用を前提とする.一方,申請者が研究している測位方式は測位設備や特性マップを前提としない.この測位方式をモバイルスマートデバイスに適用し,ノード数に依存せずかつ自律的な高精度化を目指す本研究は,現実適用で課題となっている経済性と測位精度を同時に解決する唯一の研究である.測位対象は人が携帯するスマートフォンを想定し,スマートデバイスの隣接ノードIDをBluetooth Low Energy (BLE)で取得し,Wi-Fi/LTEを用いて仮想環境へ集約する.これにより集約された隣接ノード情報から仮想ネットワークを構成し,これに位置推定メカニズムを適用する.しかし,移動可能なスマートデバイスへの適用において,ノードの移動速度に追随した位置推定ができるかという位置推定計算時間の問題が発生する.本研究課題では,この問題を解決し,ノードの移動速度に追随した位置推定を実現した.これにより,測位設備に依存せず多様で広範囲な環境へ容易に適用可能な屋内測位方式を実現した.さらに,本研究課題により,屋内測位の適用・応用領域が格段に拡大するため,本屋内測位方式は,モノに添付するBLEタグの測位にも応用でき,実用での課題を満たす唯一の方式となることから,IoTにおける多種多様なデバイスの位置取得のデファクトスタンダートとなる十分な可能性をもつ.これにより,IoTサービスの開発や普及の大幅な促進が期待でき,IoTに関する研究の高度化や創発に貢献できるため,非常に大きな意義をもつと考えられる.
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)