細胞の極性運動の定量解析を通じた、軟骨パターン形成機構の新規モデルの構築
Project/Area Number |
18J11851
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Developmental biology
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
北嶋 慶一 東北大学, 生命科学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 四肢 / 細胞培養 / ニワトリ胚 / 発生 / パターン形成 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、客観的指標を用いて軟骨分化過程を評価して、パターン形成過程に重要な細胞間相互作用を発見し、複雑なパターン形成メカニズムを体系的に理解することを目標としている。 前年度までに、ニワトリ胚肢芽間充織初代培養細胞を用いて、長時間ライブイメージングを行うための実験システムの確立が完了していた。この実験システムによって、5日間ほどにも及ぶ長期間のパターン形成の全体を観察し、細胞密度や細胞挙動の変化などを追跡できるようになった。 前年度に取得した長時間ライブイメージングデータをもとに、細胞の移動距離や速度などの定量化を行った。また、細胞集団運動に着目した移動方向性についての解析も進めている。これらのデータを用いて、パターン形成時の細胞挙動の特徴を解析した。現在これらの結果をもとに、論文作成中である。 培養細胞の遺伝子発現状態による、細胞動態やパターンの変化を観察することを目的に、ニワトリ胚初代培養細胞への遺伝子強制発現手法の検討を行った。今回新たに確立した遺伝子強制発現手法に関して、条件検討などほぼ完了しており、現在、この実験手法に関する論文を投稿準備中である。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)