リボソーム合成の活性化に着目した骨格筋肥大メカニズムの解明とその応用
Project/Area Number |
18J14320
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Sports science (A)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Research Fellow |
小谷 鷹哉 東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | レジスタンストレーニング / 筋タンパク質合成 / リボソーム / mTORC1 |
Outline of Annual Research Achievements |
繰り返しのレジスタンストレーニングは骨格筋量の増加を引き起こす。しかし、そのメカニズムについては未だ不明な点が多い。本研究は、レジスタンストレーニングによる骨格筋リボソーム生合成の活性化に着目したレジスタンストレーニングによる筋肥大メカニズムの解明を目的としている。 本年度は、繰り返しのレジスタンストレーニングによる筋たんぱく質合成の変化についてmTORC1とリボソーム量に着目して検討した。 SDラットを3秒間の最大等尺性収縮10回5セットのレジスタンス運動を1セッション行う群、3セッション行う群に分け実施した。3セッション群は1セッション群に比べて筋タンパク質合成と相関があると報告されているp70S6Kのリン酸化の程度が低下していた。しかし、レジスタンストレーニングによる筋タンパク質合成の活性化の程度は低下しなかった。P70S6Kのリン酸化の程度が低下したにも関わらず、筋タンパク質合成の活性化の程度が低下しなかったメカニズムの候補として、骨格筋リボソーム量に着目した。3セッション群は1セッション群と比較して、筋1mgあたりの18S+28S rRNA量が有意に増加していた。したがって、レジスタンストレーニングによる筋タンパク質合成の活性化はリボソーム量によっても制御されている可能性が示唆された。今後、レジスタンストレーニングによるリボソーム量の増加がどの程度筋タンパク質合成に影響するかを明らかにしていく必要があると考える。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)