Project/Area Number |
18J14434
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Architectural history/Design
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小南 弘季 東京大学, 工学系研究科, 特別研究員(DC2)
|
Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
|
Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2019: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2018: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | 神社 / 近代移行期 / 都市 / 東京 / 氏子制度 / 社格制度 / 境内 / 小祠処分 / 近世城下町 / 鎮守社 / 氏子域 / 近代社格制度 / 境内拝借地 / 露店商い |
Outline of Annual Research Achievements |
4月から6月:近代初頭における社寺境内に関する社会=空間構造の動向について研究を進めた。まず制度的側面における研究史の整理から始め、その後に東京都公文書館に所蔵されている神社関係史料の整理と読解を試み、特に東京の神社境内における借地の構造変化を焦点として個別具体的な調査を行った。その結果として、近代移行期の都市において、社寺の境内が従来における借地権のもとで商売地や居住地として利用されてきたこと、いわば都市の空地として機能していたことが明らかとなった。以上をまとめ、6月下旬に上海にて開催された東アジア都市史学会において発表した。 7月から9月:近代初頭における小規模な神社の整理について研究を進めた。まず制度的側面における研究史の整理から始め、その後に東京都公文書館に所蔵されている神社関係史料の整理と読解を試み、特に東京の神社の処分整理を焦点として個別具体的な調査を行った。その結果、小社の処分は行政によってではなく各信仰主体の判断によって判断されていたことが明らかとなった。以上をまとめた論文が2020年6月に日本建築学会計画系論文集に掲載される。 10月から12月:2018年度からの研究成果を博士論文「江戸東京の神社に関する都市建築史研究」としてまとめあげ執筆した。 1月から3月:博士論文の審査とその修正を行った。課題として、神仏分離当時の状況に焦点をあて、寺院社会と神社社会の関係性についてより深い考察を行うことの重要性が浮かび上がった。
|
Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
|