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統合失調症にみられる特異的感性の神経基盤の解明

Research Project

Project/Area Number 18J14652
Research Category

Grant-in-Aid for JSPS Fellows

Allocation TypeSingle-year Grants
Section国内
Research Field Kansei informatics
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

早瀬 允人  京都大学, 医学研究科, 特別研究員(DC2)

Project Period (FY) 2018-04-25 – 2020-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2019)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords統合失調症 / 感性 / 脳 / MRI / 精神疾患
Outline of Annual Research Achievements

感性とは、多義的で不完全な情報に基づき、複数の情報を統合して、無自覚的・直感的に、印象評価の形をとって状況にあった判断を下す能力とされる。感性に関する主な知見は個々の対象に対する主観的な評価や、知覚レベルでの現象学的な把握にとどまり、自然科学的な知見を基盤とした基準の一般化には至っていない。心を扱う自然科学である脳神経科学の領域では、美しさに関わる脳部位などが研究されてきているが、感性について未解明な点は多い。以上から感性を自然科学の側面から定量的に明らかにすることが求められている。
精神医学における研究からは、芸術家などの高い創造力を求められる職業では統合失調症などの精神疾患の割合が一般人口と比べて高いという報告があり、創造性と精神症状の関連が指摘されている。統合失調症は人口の約1%が発症する主要な精神疾患のひとつであり、主症状として奇異な幻覚や妄想を生じる。統合失調症の患者が描いた絵画からは、健常者が想像もしないような奇妙な様子が描かれることがある。本研究では脳画像解析の手法を用いて感性について自然科学的な側面を明らかにすることを試みた。
今年度は健常者42名,統合失調症患者26名について、行動データおよび脳画像の解析を行った。具体的には、健常者と患者との群間の差異および、群毎での心理課題と脳画像との相関分析を実施した。解析の結果からは、統合失調症患者における脳灰白質体積の減少が、感性的な意思決定能力の低下と関係していることが示唆された。

Research Progress Status

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

Report

(2 results)
  • 2019 Annual Research Report
  • 2018 Annual Research Report

URL: 

Published: 2018-05-01   Modified: 2024-03-26  

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