Project/Area Number |
18J20240
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Religious studies
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
DUAN YIWEN 筑波大学, 人文社会科学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2020: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2019: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2018: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 曹洞宗 / ランドスケープとサウンドスケープ / 布教教化活動 / 坐禅会 / 梅花講 / 現代社会 / サウンドスケープ / 現代禅仏教 / ランドスケープ / 曹洞宗寺院 / 坐禅 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度の実地調査と研究発表の実施状況は以下の通りである。 ①本年度は最終年度であるため、東京禅寺の実地調査の補足調査を行った。ランドスケープに関する調査を、東京にある曹洞宗禅寺の本堂、特に一般向けの布教場所(坐禅堂など)の建築構造を中心に行った。サウンドスケープに関する調査では、梅花講の補足調査を行った。調査の項目は、主に梅花講員の個人的状況と関わっている住所、参加契機などである。 ②実地調査の他、戦後曹洞宗の布教方針や梅花講の成立に関連する歴史資料の収集を行った。これにより、曹洞宗の布教活動に関する、戦後から現在までの歴史的経緯を明らかにした。 ③当初予定の学術発表に関しては、IAHRなどの学会の中止を受けて、論文投稿を中心に行った。本年度は駒沢大学出版の『宗教学論集』に発表要旨を投稿し、Contemporary Buddhismに英文論文(査読中)を投稿している。また、本年度は、今までの研究調査に基づき博士論文を執筆し、12月に筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻に提出した。 ④以上の研究を経て、都市社会において独特な景観と音景観を持っている禅寺(曹洞宗)が、如何に布教の射程の延長と教団の拡大を図っているのか、また、この独特な景観が、宗教体験を求める現代人にとって、如何なる宗教的な意味をもつのかを明らかにした。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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