シモンドンにおける自然哲学の研究:「非人間的転回」を踏まえて
Project/Area Number |
18J21364
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Philosophy/Ethics
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Research Institution | The University of Tokyo |
Research Fellow |
堀江 郁智 東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2021-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2020: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2019: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2018: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 個体化 / シモンドン / ドゥルーズ / スティグレール / トランスジェンダー / 個体 / 自然 / 精神病理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、本年度、ジルベール・シモンドンの個体化論をジル・ドゥルーズやシモンドンに関連のある複数の思想家との関係で考えるというものであったが、特にベルナール・スティグレールとの関係で考えることができた。2019年度の哲学若手研究者フォーラムでは、「スティグレールのシモンドン理解における超個体性=横断個体性の概念」という題の発表を行い、スティグレールとシモンドンの関係性についてその成果を発表することができた。 その後、パリにて、研究指導委託の枠組みで滞在していたフランス社会科学高等研究院で個人的に指導してくださった教員とのコミュニケーションにおいて、セクシュアル・アイデンティティのことが話題になった。そのコミュニケーションを受けて、(これは、哲学若手研究者フォーラムで話題にしたトランスジェンダーという話題が関わっているのだが)そもそもシモンドンの個体化論において「前個体的なもの」から何が析出されてくるのかという問いを持った。自分の研究においてはそのことが未定になっているように思われ、本研究は本年度において(つまり平成31年度・令和元年度において)辞退することにした。 もう一点、本年度の研究において重要なことがあるとしたら、シモンドン研究国際センターの人物とのコミュニケーションにおいてシモンドン研究といわゆる自分自身の持っている問題系は分けるべきだろうという指摘をいただいたことがそれである。その両者は分けることが妥当であるということになり、今後、その両者は分けて考えていくことにした。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)