Project/Area Number |
18J23144
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Accounting
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
豊崎 仁美 明治大学, 明治大学大学院経営学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2020: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2019: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | マネジメントコントロール / 現場従業員 / 人的サービス業 / 管理会計 / ホスピタリティ産業 / マネジメント・コントロール |
Outline of Annual Research Achievements |
マネジメントコントロールシステムによる財務業績改善メカニズムを明らかにするという目的のもと,下記のとおり研究をすすめた。研究課題1「財務成果への影響」については,環境や顧客ニーズの変化に合わせて現場従業員が,オペレーションルーチンを変化させる行動が顧客満足度や財務成果に影響を与えるかを検討するために,ホテル業A社の従業員アンケート調査データや顧客アンケート調査データ,ホテルの支配人の変更といったホテルに関するデータ,財務データを整備した。財務成果の先行要因と考えられる現場従業員によるルーチン変化までのモデルを解析し,国内学会や国際学会での発表を実施,英文プロシーディングス(ISBN付)に掲載された。ルーチン変化が財務業績へ与える影響については,現在論文化を進めている。また,これまでの研究で,非管理職の現場従業員のマネジメントコントロールシステムに対する認識と現場従業員の行動の関係が明らかにされていないという問題が明らかになった。そこで,A社でのインタビュー調査を実施し,場の理論を理論的枠組みとして用いてオペレーションマネジャーの組織目標の伝達の仕方と部下である現場従業員の認識に関する命題を導出した。なお,コロナ禍においても,Zoomを活用してA社の経営企画部やホテル勤務者へのインタビュー調査を実施した。 最後に,これまでの研究成果を博士学位請求論文「ダイナミックケイパビリティ開発のためのマネジメントコントロールシステム」としてまとめ,学位の取得に至った。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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