現代南アジアにおけるイスラーム復興思想の均衡と社会運動
Project/Area Number |
18J40025
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Area studies
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Research Fellow |
須永 恵美子 東京外国語大学, 総合国際学研究院, 特別研究員(RPD)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2021-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 南アジア / 社会運動 / イスラーム思想 / 地域研究 / パキスタン / ウルドゥー語 / イスラーム復興 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度である本年は、宗教諸勢力とジャマーアテ・イスラーミーの思想的交流史に取り組んだ。パキスタンに本部のあるジャマーアテ・イスラーミーを中心に、ウラマー党やクルアーンの道党、インドのデーオバンド学院、布教団体タブリーギー・ジャマーアトといった域内の宗教勢力との交流が記録されている文献の整理にあたった。さらに、南アジアのヒンドゥー教団体シヴセーナーや、パキスタン国内のスィク教、キリスト教など宗教勢力との連携・対立についても分析を進めた。 最終年度の本年は、成果発信を中心に考えていたが、コロナ禍で大幅な変更を余儀なくされた。発表が承諾されていたポルトガルとベトナムでの2つの国際学会が延期となり、日本国内での学会はオンライン開催となった。国内学会での発表は、フィードバックが得づらいなどの問題点はあったものの、遠方での開催でもオンラインで参加ができるなど、研究発表の内容に時間がかけられるようになった点はメリットであった。 学術出版の共著としては、2つの論考を発表している。一つは南アジアのイスラーム勢力についての概略的な内容で、この研究で分析を進めるデーオバンド学院などについても触れることができた。もう一つは、パキスタンの名誉殺人に関するもので、メディアを通した社会的価値規範とウラマー(宗教指導者)との関係に触れるなど、専門的な内容に踏み込むことができた。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(21 results)