Project/Area Number |
18K00836
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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Research Institution | Okayama Prefectural University |
Principal Investigator |
風早 由佳 岡山県立大学, デザイン学部, 准教授 (20633043)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | CLIL / プログラミング / 理科 / アンプラグド / 小学校英語 / プログラミング教育 / 早期英語 / 小学校英語教育 / 指導者養成 |
Outline of Annual Research Achievements |
授業内で行うCLIL授業の実施内容について、現場教員と打ち合わせ、日程調整を行った。特に、プログラミング教育の導入回において、実際のPC作業を伴わないアンプラグドプログラミング活動を複数回グループで行うこととした。積極的な対話による気づきが引き出されるよう状況設定を検討した。小グループでの実践事前調査においても、対話を通した学びあいによって内容と言語の両面への気づきが促されることが示されており、効果的なプラグドプログラミング活動へのスムーズな接続が可能になると考え、活動内容の選定、検討を行った。プログラミング学習と科目の内容理解を妨げないように小学校の学習範囲を超える英単語・表現については極力排除するものの、必要な単語と動作を表す表現については事前指導を行い、動作に関する表現はTPRなどの活動を取り入れつつ理解を深めた。 さらに、プログラミングの基本要素である「順次」、「分岐」、「反復」について、それぞれの意味とはたらき、それらが組み合わされるアルゴリズムについて、キャラクターが説明をするストーリーを考案し、絵本教材を作成した。また、小学校理科第5学年で扱う内容から選定し、「天気と情報」、「生命のつながり(花のつくり)」、「流れる水のはたらきと土地の変化」、第6学年「土地のつくりと変化」(第5学年の「流れる水のはたらきと土地の変化」と一続きの内容とした)、「てこのはたらき」を取り上げ、これらの単元内に沿うストーリーに「順次」、「分岐」、「反復」を取り入れた絵本を考案した。 また、紙媒体だけでなく、タブレット等でサイトにアクセスし、物語を読みながら、そのストーリー内に組み込まれたプログラミング問題に取り組みながら読み進める学習教材を試験作成した。この成果は「プログラミング的思考力を養う絵本の研究」として、日本国際教養学会(2024年3月16日 東洋大学)において成果発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
小学校第5,6学年対象の教材のオンライン版の編集が遅れており、作成した教材の一部が公開できなかった。 被験者実験の予定をしていたが、日程調整が進まず、次年度に実施することとし、成果発表を行う予定を延期した。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度の前半において未完成であったオンライン版教材の編集をすすめ、年度末までに公開を行う。また、被験者実験を行い、データの分析、成果の公表を行う。
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