Study on possibility of the agriculture in intermediate and mountainous area as the mental health field
Project/Area Number |
18K05868
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 41020:Rural sociology and agricultural structure-related
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
駄田井 久 岡山大学, グローバル人材育成院, 准教授 (60346450)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二階堂 裕子 ノートルダム清心女子大学, 文学部, 教授 (30382005)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 中山間地域 / メンタルヘルス / 農作業 / 市民参加 / 地域支援型農業 / webアンケート / 選択型実験 / エシカルな価値 / 自給自足的社会 / 道徳的消費 / 環境保全型農業 / 農業部門間の連携 / 持続的な社会 / 農福連携 / エシカル / 農業 / 医療ツーリズム / 都市農村連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は,岡山県の果樹産地を対象として新規参入農家と若手農家をを対象としてインタビュー調査を実施した。 他産業からの新規参入農家は,自分自身で経営戦略を立案できる,自身の生産した農産物の評価(市場での価格として)がダイレクトにわかる,農閑期と農繁期の労働時間のメリハリ,一人で行る作業が多く作業に没頭できるに魅力を感じている事が明らかとなった。一方で,所得面では他産業を比較すると不安定ある事を課題として挙げていた。また,他産地との農業者との交流機会が少なく,自身の農業経営の位置付けなどにも不安を感じてた。 メンタルヘルスに関係する内容では,機械作業を行う際の事故の不安あげる農家が多くみられた。ほとんどの農作業を圃場内で一人で作業する事が多く,万が一の事故時に救急対応なでの遅れの危険性が非常に高い。また,圃場の多くが傾斜地にあり,自身の親世代などの高齢者の作業に不安を感じつとの意見も多くみられた。 自身の経営での利潤最大化行動と多様な農業者(栽培方法違い,規模の大小,専業・兼業,年齢など)で形成されており非常にダイバシティ―に富んでいる産地(生産部会)としての戦略とが必ずしも一致しない事がある事も明らかにななった。多くの会社組織では個人の目的と会社の目的が一致しているが,農業生産部会の様な緩やかな組織では一致しない事が多々ある。この事が農業者が農業経営を行う上での不安の一つであることが示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
covid19の影響で,2020~2022年度前期まで現地でのフィールド調査を実施のみならず現地への訪問もままならず,これまで構築してきた関係性が希薄になってしまった。 2022年度後半から関係性の再構築にむけて活動を再開している。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度以降は,フィールド調査を活発に行い研究を進めていく。
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Report
(5 results)
Research Products
(32 results)