福島第一原発事故後の新安全目標-過去・現在の分析と将来の望ましい目標-
Project/Area Number |
18K11762
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 64060:Environmental policy and social systems-related
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
勝田 忠広 明治大学, 法学部, 専任教授 (80552463)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 原子力政策 / 費用便益分析 / 福島第一原発事故 / 原子力 / 規制影響分析 / 原子力発電 / 福島第一原子力発電所事故 / 規制影響評価 / 六ヶ所再処理工場 / 政策 / 安全目標 / 福島事故 / 環境 |
Outline of Annual Research Achievements |
新安全目標を求めるため、主に以下の研究を行った:1.先行事例についての分析:OECD規制影響分析を参考にそのインパクト評価の手法と課題について調査を行った。また財政学の視点からの費用便益分析を調査。2.原子力利用への適用についての分析:日本の原子力政策について、まずは福島第一原発事故での実際的な被害を整理し、さらに被害の費用に現時点で含まれていないと考えられる被害について、特に住民避難と復興に関する状況から考察した。3. 他分野の参考になる研究として、環境倫理・哲学、及びドイツの脱原発の根拠等を参考に倫理面での分析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナ感染による業務の増加と国内と海外出張の延期による調査研究の未達成、及びもうひとつの科研費研究と重なったことにより十分な研究を遂行出来なかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は新型コロナ感染も収まり、また費用便益分析に関する資料や情報も集まっている。また研究遂行の時間をある程度確保できる目処が立っている。以上から研究を進められると考えている。
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Report
(5 results)
Research Products
(1 results)