A Social Anthropological Research on the Development and Transformation of Tourism in the Mediterranean Region of Turkey with a Focus on Roads and Local Footpaths
Project/Area Number |
18K11888
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 80020:Tourism studies-related
|
Research Institution | Hokkaido University (2022) Fukuoka Jo Gakuin University (2018-2021) |
Principal Investigator |
田中 英資 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (00610073)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2018: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
|
Keywords | 文化遺産 / トレッキング・ツーリズム / 観光開発 / トルコ / 地中海 / ヘリテージ・ツーリズム / トレッキングツーリズム / 移牧民 / 地域信仰 / 道 / 地域振興 / 観光 / 社会変容 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初の計画であれば2020年度が最終年度であった。しかし、新型コロナウィルス感染症の蔓延状況が継続したために渡航調査等ができず補助事業期間を延長を2020年度、2021年度と申請し、これが認められた。幸いなことに、2022年度はワクチン接種が進み、渡航規制も緩和されたため、ようやくトルコでの現地調査がしやすい状況となった。 9月に所属の異動があったため、本研究課題に関する渡航調査は2023年3月に実施した。コロナ禍で現地に来られなかった約2年間の間に大きく状況が変わっていたことについてフォローアップすることができたのは、今後の研究の進展につながると考える。 成果の公表に関しては、11月5日-6日に行われた国立民族学博物館主催のオンライン研究集"Cultural Transmission against Collective Amnesia:Bodies and Things in Heritage Practices"にて、"We are Turkish Nomads from Lycia:” The Changing Relationship between the Locals and Mountain Paths as 'Heritage' in the Context of Tourism in Teke Peninsula, South Turkey"という題目の口頭発表を行った。これは国立民族学博物館特別研究「デジタル技術時代の文化遺産におけるヒューマニティとコミュニティ」の一環で行われた研究集会である。このプロジェクトの研究発表をまとめた2023年度中の出版計画が進んでおり、同じタイトルの論文の初稿は既に提出済みである。 2022年度は現地調査を実施できたのは大きな成果であるが、補助期間を再再延長し、成果公表を進める。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年度、2021年度とコロナ禍のためにトルコへの渡航が難しい状況が続いたため、研究期間を延長してきた。2022年度は2023年3月にトルコでの現地調査を実施することができたため、研究は大きな進展をみたといえる。ただし、渡航できなかった間に起きていた現地における変化も非常に大きかったため、残った研究期間でその変化についての整理を進めていく必要もある。以上より、現時点ではコロナ禍による研究の遅れを完全に取り戻したとは言い難いため、「やや遅れている」と評価する。
|
Strategy for Future Research Activity |
未費消残となっている研究費もあることから補助期間延長願いを提出し、承認された。最終年年度となる2023年度は、主として研究成果の公表に力を入れる予定である。2023年3月に実施した調査で得られた現地の最新の状況を整理する。また、これまで得られた成果について、積極的に学会発表を行い、その成果を論文にまとめて投稿できるよう準備を進めていく。
|
Report
(5 results)
Research Products
(8 results)