A Sociological Study on Transition from Arts University to Work
Project/Area Number |
18K13087
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09020:Sociology of education-related
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Research Institution | Sonoda Women's University |
Principal Investigator |
喜始 照宣 園田学園女子大学, 経営学部, 准教授 (40798922)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 芸術系大学 / 大学から仕事への移行 / 芸術キャリア / インタビュー / 芸術労働市場 / キャリア形成 / ライフヒストリー / 文化・創造産業 / 芸術労働 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、芸術系大学・学部出身者を対象に、かれらが大学卒業後にどのようなキャリアやライフコースを形成しているのかを検討することで、芸術系分野の仕事への継続的な関与やそこからの離脱はどのような要因によって生じているのかを解明することにある。 本研究の意義は、これまで「教育」への視点が希薄であった芸術生産者の社会学的・経済学的研究と、専攻分野による違いを十分議論してこなかった、大学から仕事への移行研究を接合し、日本の芸術系分野における大学と仕事との接続関係について新たな知見を提供する点にある。 最終年度である2023年度は、芸術系分野の教育やキャリア形成等に関する文献整理を行うとともに、これまで実施した芸術系大学卒業生へのインタビュー調査データの分析結果をもとに、研究成果の発表を行った。 2018年度からの研究期間全体(計6年度間)を通じて、下記の調査を実施し、研究成果の公表を行った。 まず、芸術系大学卒業生へのインタビュー調査は、2018年8月から2020年1月、および2022年2月から2023年3月に実施され、計41名からの協力を得ることができた。調査協力者の内訳は、大学時代の専攻分野別に見ると、美術系(絵画、彫刻など)16名、工芸系4名、デザイン系5名、芸術学系3名、音楽系6名、その他(映像・メディアなど)7名である。専攻分野の偏りから、調査データの分析は、全体のデータを踏まえつつも、美術系を中心に行った。また、分析に際しては、かれらの初期キャリアの状況、キャリア継続と諸資源の関連性、芸術系分野の大学教育のレリバンスといったテーマを取り上げ、多角的に「芸術系大学から仕事への移行」の多様性を描き出すことを心がけた。 研究成果の一部は、研究論文や研究発表を通じてだけでなく、芸術系大学でのセミナーや一般向けの書籍等を通じても発信を行った。
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Report
(6 results)
Research Products
(12 results)