Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
火星探査用の小型飛翔体の設計・開発に必要となる空気力学関係の要素技術として、低レイノルズ数環境下での翼型の空力特性解析を行った。低レイノルズ数流れでは渦の挙動が重要となるため、渦の運動を高精度かつ高効率に解析できる渦法の適用を試みた。従来手法との比較の結果、部分的には優位性が確認できたが、計算効率など解決すべき課題が判明した。翼端渦、前縁剥離渦の有効活用による高揚力、高揚抗比デバイスの検討を行った。翼表面にギザギザ状のデバイスを設定することで、摩擦抵抗を減少させることを確認し、揚抗比改善の可能性を示した。
All 2007
All Presentation (3 results)