Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
これまで適当な手法が無かった、高温亜臨界ならびに超臨界水酸化環境での腐食モニタリングを、電位ノイズ法の適用によって実現することを試みた。380℃よりも低い高温亜臨界温度域では、汎用ステンレス鋼であるSUS304鋼、高耐食性のNi 基材料であるC-276のいずれの試験片でも、全面腐食ならびに局部腐食の発生を、測定された電位ノイズ信号の波形から検出できることを確認した。超臨界水酸化環境では、臨界点に近い400℃を除き、低pHかつ高酸化性の溶液中でも、SUS304鋼試験片に腐食の痕跡は認められず、また電位ノイズの信号の発生もなかった。
All 2009 2008
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