ネバー・ダイ・ネットワーク:環境の悪化に耐えて稼動するネットワークを目指して
Project/Area Number |
19650007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Computer system/Network
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
白鳥 則郎 Tohoku University, 電気通信研究所, 教授 (60111316)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅沼 拓夫 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (70292290)
北形 元 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (20344731)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2009: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2008: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 高信頼性ネットワーク / インターネット高度化 / 新世代ネットワーク / ネットワーク情報収集 / ネットワーク管理 |
Research Abstract |
最終年度である本年度は,下記テーマ(A),(B),(C)については,19,20年度の研究成果をもとにさらに詳細化と実装を進め,完成度を向上させた.また(D)については,20年度の検討をもとに詳細設計と実装を進め,プロトタイプシステムによる評価実験を行った.さらに最終年度のとりまとめとして(E)を実施した.本年度の各テーマの具体的な研究成果は以下の通りである. 1.テーマ(A):ネットワーク情報の収集技術の実装とバージョンアップを進めた.また,ネットワーク情報を利用者に分かりやすく可視化して提示する表示支援システムを構築した. 2.テーマ(B):NDNの具体的なモデルの構成とアーキテクチャの詳細設計をさらに進めた. 3.テーマ(C):(A)の成果を用い,NDNの自律的な制御・管理技術の設計と実装を進めた. 4.テーマ(D):(A)-(C)の成果を用いて評価用アプリケーションの詳細設計と実装を行った.また,実際の災害を想定したシミュレーション実験を行った. 5.テーマ(E):(A)-(D)の成果を統合し,本提案の総合評価を実施した. 本年度は特にテーマ(D)の推進に力を入れた.具体的には,近い将来発生が予想される宮城県沖地震など,実際に発生する災害時のコミュニケーションやネットワーク障害を想定し,NDNの挙動をシミュレーション実験により観測することで,その効果を検証した.以上の成果を,国際会議や国内学会等で発表した.以上より本研究は,ほぼ計画通りの進捗であると言える.
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Report
(3 results)
Research Products
(23 results)