Project/Area Number |
19H00002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1110:Philosophy, art, and related fields
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
HARAMIISHI Yasutaka 関西大学, 初等部, 教諭
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2019: ¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
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Keywords | 科学哲学 / 汎用性 / 学びの有用性 |
Outline of Final Research Achievements |
本研究では, 「科学とは何か」「科学を学ぶ意味は何か」という科学との関わり, 科学との向き合い方を科学哲学を通して児童に注目させようとした。成果物として, 科学哲学の内容を扱う小学生向けのテキストの具体的な教材, 電子ブック『科学哲学入門』を作成した。本教材は, 抽象的な内容を扱ってはいるが, 小学生でも読みやすいよう, 対話形式で話を進めるように工夫されている。本ブックは, ブラッシュアップをかけ, 「Apple Books」より無償配信されている。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
児童の実態調査からは, 約9割の児童が理科の学習は役立つという意識をもっており, 理科を学ぶことについて肯定的に捉える児童は多かった。しかし, 児童の感じた「役立ったこと」の約5割は「学習内容≒知識」についてであり, 「理科を通した見方や考え方」へはほとんど意識は向いていなかった。 将来にわたって科学の専門知識を活かすことになる児童が決して多くないことを踏まえれば, 理科では「学習内容」が生活に役立つという意識を高めるに留まらず, 「〈より汎用性の高い〉問題解決力」の育成や「〈より汎用性の高い〉理科を学ぶ意義, 有用性の実感」を児童に感じさせることが非常に重要である。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)