外国につながる児童への対応力を持った新しい教育人材育成のためのカリキュラム開発
Project/Area Number |
19H00059
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1170:Education, sociology of education-related
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Research Institution | Kobe Tokiwa University |
Principal Investigator |
UCHIHASHI Kazue 神戸常盤大学, 法人本部社会連携課, 課員
内橋 一惠 神戸常盤大学, 法人本部社会連携課, 課員
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2019: ¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
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Keywords | 多文化教育 / 教員養成 / 教育人類学 / アクションリサーチ |
Outline of Final Research Achievements |
神戸市長田区は、在日コリアンを中心とする外国人集住の歴史や、阪神・淡路大震災を契機とした市民活動活性化の経験等の地域特性をもつ。ここで外国にルーツを持つ子どもの支援をする日本語ボランティア団体と、在日コリアンの子どもへの民族教育を行う団体の活動現場でのフィールドワークや聞き取りを通じて、今後の教育人材育成に必要なカリキュラム開発に向けての研究を行った。また、韓国での多文化共生関連の行政や民間の取り組みの調査も行い、東アジア的な共生のあり方を探った。 以上の成果を次の活動に昇華させた。(1)新しい教育人材育成のためのミニカリキュラムの作成(2)地域の多文化共生について考える団体のネットワークづくり
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
2019年の改訂入管法の施行以降、外国にルーツをもつ子どもたちへの社会の関心が高まり、日本語教育の分野でも整備が進んでいる。今後、外国にルーツを持つ子どもの存在を前提にした教育人材の育成が標準的になるだろう。外国にルーツをもつ子どもたちの発達の複雑さと、背景の多様性のため、子どもたちの様々な課題に向き合うには、豊富な知識や経験を要する。 教育人材の育成に、これまで地域で外国にルーツをもつ子どもの支援をしてきた民間の諸団体が蓄積してきた経験知を反映させる視点は必須と言える。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)