Project/Area Number |
19H00115
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1180:Education on school subjects, primary/secondary education-related
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
YAMAGATA Satoshi 関西大学, 第一高等学校/第一中学校, 教諭
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Research Collaborator |
中田 達也
Rogers James
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥420,000 (Direct Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2019: ¥420,000 (Direct Cost: ¥420,000)
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Keywords | コロケーション / 分散/集中学習 / 動詞意味論 |
Outline of Final Research Achievements |
本研究は、第2言語コロケーション(以下、コロケーション)学習に大きな影響を与えることが知られている、動詞の意味ネットワーク構造と分散/集中学習要因に焦点を当て、コロケーションの効果的な学習順序の提案とそのリスト作成を目的とした。2019年度に取り組んだ研究内容は次の3点に集約される。1. 関連領域の文献調査、2. 実験計画の立案・実験で使用するコロケーション、それらを提示・テストする英文テキスト、および教材・テストの作成、3. 約100人の日本人高校生を対象とした授業実践と効果測定。これら3点をもとに現在、学術論文1本を執筆中で、国際学会でも1件、口頭発表採択をされた。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
本研究により, コロケーション学習の成否に影響を及ぼす主要因が明らかになる。結果、コロケーションをどのような順序やスケジュールで教える/学習すべきかの示唆を得られる。既存の単語帳や語彙リストは頻度情報や品詞、使用場面などの観点からコロケーションの配列を行っている場合が多いが、これは必ずしも学習者が覚えやすい、また学習しやすい配列であることを示すものではない。本研究で得られた知見は、習得が難しく時間も要するコロケーションを効率よく授業内容や教材へと反映させることに有用である。結果、英語4技能の伸長はさることながら、特に英語発信力・即興性の向上への貢献が期待される。
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