「学びの地図」とリンクした知的障害教育プレゼン教材のデータベース化とWeb公開
Project/Area Number |
19H00150
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
1190:Special needs education-related
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
GOTOU Masataka 熊本大学, 教育学部附属特別支援学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2019: ¥540,000 (Direct Cost: ¥540,000)
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Keywords | 知的障害教育 / ICT / 学習指導要領 / 教材開発 / Web公開 / プレゼン教材 |
Outline of Final Research Achievements |
本研究は, 前年度の科研費採択の研究を基盤とし, 児童生徒に合わせて改変可能な知的障害教育の教材作成に資するプレゼンテーション教材の整理と普及を目的とした研究である。TeachUにて, 134種類のコンテンツを配布し, Web公開してからのアクセス総数が1年間で約60,000件の大きな反響を得た。 また, アクセス状況の解析をしたところ, 「①汎用性の高い教材はダウンロード数が多い」「②解説動画のページはアクセス数が多い」という傾向が見られた。特別支援教育では, 目の前の児童生徒に臨機応変に教材を合わせるニーズが見え, 教師が自身のスキルアップを行い, 教材作成に取り組んでいる様子が推測できた。
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
特別支援学校, 特に知的障害のある児童生徒が通う特別支援学校では, 児童生徒の教育的ニーズに合わせる観点から, 同一の学級であっても, 児童生徒一人一人が異なる教科書を採択することが多い。そのため, デジタル教科書の普及率は他の校種に比べて極めて少なく, 現職教員は毎年教材を児童生徒に合わせて自作している実態がある。よって, 社会的に見ても, 教材の支援は不十分であるため, 教材の準備は教員の経験や技量に依る部分が大きい。本研究は, その部分に大きく寄与する研究であり, 社会的意義の大きい取組である。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)