頭頸部領域における線量吸収の少ない放射線治療用口腔装置の開発応用
Project/Area Number |
19H00463
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
3230:Oral science and related fields
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
ICHIMIYA Kenji 兵庫医科大学, 医学部, 歯科技工士
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Research Collaborator |
境 潤哉
森寺 邦康
中村 祐己
冨士原 将之
酒井 敏行
若山 司
野口 一馬
岸本 裕充
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Project Period (FY) |
2019
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2019)
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Budget Amount *help |
¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
Fiscal Year 2019: ¥530,000 (Direct Cost: ¥530,000)
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Keywords | 放射線治療用口腔装置 / 製作材料 / 線量分布 / 中空構造 |
Outline of Final Research Achievements |
頭頸部領域の放射線治療では, 高度な治療精度の管理が要求される. 下顎位の再現性を確保する目的で放射線治療用口腔装置(以下, OA)は重要で, 本研究では実験用OAを製作し, OAの線量分布をX線CT装置および治療用装置であるリニアックの使用により, OA製作材料の金属酸化物含有の有無やOAの構造が, 口腔内の放射線線量分布に影響している可能性を検討した.
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Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
頭頸部領域における放射線治療には, 口腔粘膜炎などの有害事象が高い頻度で発生する. 口腔粘膜炎は放射線治療の完遂率を下げ, 治療効果を低下させる可能性がある. 放射線治療時にOAを使用するが, 線量吸収の高いOAは, 接触する口腔粘膜の有害事象を増悪させる可能性がある. 本研究は, 異なる材料および構造のOAが, 線量分布に与える影響を解析することにより, OAに適した材料や構造の決定ができる.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)