卵巣機能の損傷の定量化を可能とする汎用性の高いマーカーの探索
Project/Area Number |
19J02081
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Review Section |
Basic Section 56040:Obstetrics and gynecology-related
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
磯野 渉 帝京大学, 産婦人科学講座, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2019-04-25 – 2022-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | ナイーブ型iPS細胞 / 造血幹細胞 / フィーダーフリー / ヒトナイーブiPS細胞 / 月経血由来 / 腹腔鏡下子宮全摘術 / 複式子宮全摘術 / 子宮内膜症 / 卵巣子宮内膜症嚢胞 / 卵巣機能左右差 / 卵巣悪性腫瘍 / 多能性幹細胞 |
Outline of Research at the Start |
加齢によっておこるヒトの生殖能力の低下(生児獲得率の低下)、卵子数の貯蔵量の低下と卵子の質の低下が原因と考えられていて、前者を定量化するマーカーとしては血清AMH値が存在する。しかし、後者に対する有効で簡易的なマーカーは存在しないため、①臨床データの解析、②マウスモデルの作成、③細胞培養と解析、という手法によって、それの同定を行うことを最終目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
2019年度から成育医療センター内の再生医療センターの生殖医療研究部への出向の機会を得たため、ヒト検体を用いた実験については、申請書作成時から大きく変更した(具体的にはナイーブ型iPS細胞の作成方法を開発し、最終的には生殖・発生分野への応用を目指している)。2020年までに低酸素状態の環境を必要としないナイーブ型iPS細胞の作製を行い、それを公表したが、2021年にはフィーダー細胞を必要としない細胞の作製に成功したため、2022年現在査読中である。2022年度は、新しいナイーブiPS細胞を使用して新たなオルガノイドを作成することを検討しており、具体的には造血幹細胞、胚盤胞様構造(blastoid)の二つを検討し、前者については、STEMdiff Hematopoietic kit(STEMCELL Technologies)をベースとした培地を改良して行う予定であり、後者は低分子カクテルを現在検討している。 臨床データを使用した研究に関しては、2021年度は研究室・病院の状況を考えて(2021年の9-12月が事実上の閉鎖となっていた)、所属する大学病院における内視鏡下手術(腹腔鏡・子宮鏡)・円錐切除術の手術方法についてデータ収集して発表した(1本公表済み、4本査読中となっている)。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(8 results)